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尊さのかたまりを目撃した話

あっという間にさききわ最後の公演期間が始まってしまった…早いわ…と、いうわけで例のごとく大劇場へ足を運んできた。

書きたいことは色々あって毎度の事ながらまとまらないので、今回もさききわあーさに絞って書いてみる。

◆とにかくかわいい春児&玲玲

いや~ナウオンステージで咲ちゃんがあーさの春児を「かわいいよ」と言っていたけど、本っっ当に可愛かった、マジで。
玲玲もめちゃくちゃかわいい♡♡
わたくしもお嫁さんにしたいであります!!
とにかくかわいさのかたまりで、冒頭から灰になっていた。

◆文秀おにいさん萌え

二人の前で「兄」な文秀が素敵なのよね。
しかも微妙に違う感じの兄キャラなのが最の高。

文秀↔春児
もちろん兄弟の契りを交わしたということもあるけど、同性だからこその遠慮なく戯れに行く感じ!!紫禁城では苦難に耐えに耐える文秀だけど、春児には素で向かえる。

春児も、紫禁城では「某」呼びで落ち着いた雰囲気を声からも感じるのに、文秀が目に入るやいなや、「おいら」呼びプラスかわいい声の春児に戻る。

喧嘩シーンは、ひとりっ子同士の二人がうんうん考えたり議論したりしながら創り上げた稽古場映像(脳内スカステ)がチラつき、役とリアルのダブルで萌えた。

文秀↔玲玲
玲玲には女の子ということや、さらに年の差があることもあってか、完全に優しい絵に描いたようなお兄さんな文秀。

はぁ(꒪⌓꒪)頭ポンポンな。反則だわ。
文秀は玲玲が女性へと成長しても、文秀の気持ちは揺らがない。あくまでも妹ということで、基本頭ポンポンは欠かさない。
でもハグが加わったり、最後のシーンは頭ポンポンしなかったのは、文秀の気持ちの変化の兆しでもあるのかなと感じた。まだ文秀の中では、妹なのか母のようなのか、また違う特別な感情なのか混乱していそう。

玲玲については、年齢と共に文秀への感情の表し方が変わっていくのが、娘の成長を見守る親の気持ちになった。冒頭から、お嫁さんに来てほしいわたくしとしてはけしからん萌え台詞がありましたね。

あと譚さんとのシーン!!初々しくて本当に初心LOVEでした。こちらのさききわもまた良いな~と思った。これは語り始めると止まらなくなるので、やめておきます…

◆お芝居でもリアルでも重なる関係性

これまでの投稿でも書いたが、私は学年が近い三人の雰囲気がとにかく好き。

文秀と李きょうだいは年齢差があるとはいえ、きょうだいのわちゃわちゃ感が、リアルなさききわあーさの関係性を表していて、本当に良い!

本当に心から春児のこと、あーさのことをかわいいと思っているのが、咲ちゃんの文秀から滲み出ている。
そして、文秀と春児はお互いが安心して自分をさらけ出せる場所になっている。それは、さきあさがお互い信頼し合って作品を創り上げていることと重なる。

あーさと希和ちゃんに関しては、ナウオンで希和ちゃんのフォローをさりげなくするあーさに、お兄さんみを感じて萌えている。だから、本当に今回のきょうだい役はぴったりだと思う。

そして、さききわ。白太太が「不思議な糸で結ばれている」と言ったように、一度は組替えで離ればなれになったが、再度の組替えにより素敵な縁があって、コンビが生まれた。
咲ちゃんの希和ちゃんへの対応も、文秀と玲玲の関係とそれとなく被る。デレる感じではなく、深入りすることなくお互い依存しすぎない感じ。

お芝居とリアルでの三人の関係性がぴったり重なる瞬間があって、この演目を雪組で上演することを決めてくださった原田先生には感謝の念に堪えない。

◆最後のデュエダン

もうなんか思いが溢れすぎて、逆になにを書いたら良いかわからん。
階段の1番上で、二人が向かいあって近づいて手を繋いで降りてくるのが見えた瞬間から、泣けた。

手を繋いで降りてくるという、なんかピュアな感じに見せながらも、咲ちゃんの妖艶な表情を湛えたアダルティな雰囲気もあり、凝縮されていた。
まだ初見じゃちゃんと気持ちを整えて見られなかったから、これはまた落ち着いて見なくてはと思う。

リフトは、行く前に何となく成功率が低いことは聞いていた。観劇の帰り道、「もう諦めも大事だよね」なんて厳しい声も聞こえた。

正直私が見た日、反る希和ちゃんを咲ちゃんが支え切れなかったり、リフトで希和ちゃんが落ちそうになるところを、なんとか咲ちゃんがお姫様抱っこにもっていって回していた。
かなり無理な体勢から立て直していて、お互いの身体に無理がかかっていないか、本当にヒヤヒヤした。

これまでも途中でリフトが消えた公演もあった。成功率が低いなら「やめる」選択肢は当然あると思う。
だが、プロ意識の高い二人があえて続けているのは、彩風咲奈と朝月希和の二人に与えられた振り付けを大切に思う気持ちと先生方へのリスペクト、そして二人が追い求めるデュエットダンスの完成に向けたある種の強い信念を感じた。

奇しくも劇中の伊藤博文の台詞が蘇る。

生きるは難く、死ぬは易し。死ぬことよりも生きることの方がよほど難しい。

文秀は伊藤博文や山縣有朋同様、「生きる」という難しい方を選んだ。
リフトを見栄えや危険性を考えて「やめる」ことは簡単かもしれないが、さききわもリフトを「続ける」という難しい方を選んでいる。

退団会見にて希和ちゃんが、退団を咲ちゃんに報告した際、「最後まで妥協することなく、芸事に精進していこう」と言葉をかけてもらったことを明かしていた。リフトへの挑戦は、まさにそれを目の当たりした瞬間だったのかもしれない。

「同士が託した目的を果たすために生きなければならない」

託された振り付けによる、さききわのデュエット完成への飽くなき追求。私は見届けたい。


アクリルカードで撮影は難しくて…秋

この作品は、今の雪組だからできたと感じるし、奇しくも5年に一度の共産党大会が開催される時に上演された。不思議な巡り合わせで開催している蒼穹の昴。私もこの時に宝塚に興味をもっていて、この作品を観ることができて本当によかった。

どうか止まることなく、全員で最後まで激動の時代を駆け抜けられますように。

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