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2月12日~2月16日週の振り返り

今週もお疲れさまでした!
インフレ懸念と共に花粉症懸念が再燃するちぼです。
それでは先週の振り返りです。

Indexes


S&P500はCPIが予想を上回ったことから長期金利が上昇し、大きく下落、金曜日には再びPPIが予想を上回り、引けにかけて下落しました。先週末では10SMAからの乖離がありましたが、今週の下落を受け、乖離は解消されています。
また、小型株のRussell2000は週末にかけて12月以来の高値を伺う動きを見せています。

New Highs - New Lows

終値で52週高値をつけた銘柄数New Highsと、52週安値をつけた銘柄数New Lowsの差の推移です。
火曜日にマイナスに振れたものの、水曜日以降はプラスとなりました。

下のグラフは青線がNew Highs、オレンジがNew Lowsの推移です。
New Highsが一度大きく減少したものの、再び上昇しました。New Lowsは低い位置を推移しています。

Percent of Stocks Above 50/200-Day Average

50日移動平均線、200日移動平均線を超えている銘柄の割合の推移です。
50日移動平均線を超えている銘柄の割合は50%近辺を推移しています。

Industry Group Rankings

直近の業種ランクが40位以内となったもののランキング推移と、各業種のレラティブストレングス(ある個別銘柄の値動きが市場全体と比べてどれぐらい強いか、RS)上位の銘柄です。

先週と同様、10位から40位では動きが激しく、セクターローテーションが進んでいることを感じさせます。

Summary

CPIなどの経済指標の影響からS&P500は不安定な動きを見せました。一方でNew Highs - New Lowsはプラスを維持、Russell2000が上値を伺い、セクターローテーションも進んでいるように見えます。
インフレへの懸念がどうなるか不透明なところもあるので、週明け以降の動きを注視していきたいと思います。