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ソニー ZV-E1 APSC SEL11F18 軽量レンズのまとめ

ソニー のフルサイズ一眼ZV-E1がついに出ましたよね、大興奮です。しかし、

フルサイズは本体とレンズも値段が高い。欲しいけど悩む
フルサイズ機は重いので持ち歩き続けられるか悩む
ZV-E1で自撮りVlog時の広角のレンズは何が良いのか、、

これが私が購入前の課題で同じ課題をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

結局、ソニー ZV-E1とZV-E10を比較し、違いをまとめた結果、ZV-E1を購入しました。

冒頭の課題解決のために、私が抱いた仮説は、フルサイズのソニー ZV-E1を購入し、APSCの広角レンズは使えるのか?です。

結論として、使えました、そう、とても狙い通りに!ある種裏技?的な応用で、今回のSONY ZV-E1の新機能、ダイナミックアクティブ手ブレ補正を描けると強烈にクロップされるので、APSCレンズの広角レンズSEL11F18(11mm, F=1.8:まさにドンピシャ!)を組み合わせたらちょうど良いレンズだった。というわけです。体感18mm位の感覚です

私がレンズに求めるのは
1:24mm以下のレンズで
2:軽量なレンズ」です。
3:お求めやすい価格帯

はいそうです、VLogに必要なのは、「レンズの距離」と、「重さ」の2つを考慮する必要があります。(もちろん費用も)

ソニーZV-E1の本体重量は約483gです。

これに更に、レンズの重さを足した総重量を片手で持ち続けられますか?というのが今回の課題です。

結局、条件付きで持ち歩きにおすすめな、ソニーZV-E1へ付ける、APSCレンズは下記です。

フルサイズにAPSCレンズを付けるのは亜流です。最大限のレンズ性能・映像クオリティを引き出せていないことは承知です。それ以上に、軽さと広角レンズを優先し、持ち歩き続けるかが私のVlogの優先事項です。


カメラを持ちながら移動する時間、そのカメラはどこにしまっているのでしょうか?肩から下げますか?

肩から長時間下げ続けた結果、肩が崩壊していませんか?

更にフルサイズレンズは高級で10万以上がざらにあり、お財布事情も崩壊するわけで、Vlogに最適なレンズが中々見つけにくいわけです。

※スタジオや屋内での撮影時には三脚なので軽量なレンズよりもクオリティを優先するのでフルサイズ用のレンズを使用します。


さて、前回機種のソニーZV-E10の課題・不満は、手ブレ補正弱い、APSCセンサーサイズ、HDMIケーブル接続時に不便でした。

今回のソニーZV-E1は手ブレ補正機能が改善され、USB-CとHDMIケーブル配置も良好。重量も軽く、使い勝手は良い。

しかし、町中でのVlogで本当に片手で持ち続けられるのか?!これが毎回のカメラ選定時の決定要因になっています。ので詳細を見ていきましょう。

ソニー ZV-E1 Eマウントで広角レンズの課題

Vlogで利用するため、自分の手が届く程度の距離で自分の顔を撮影していくため、画角の広い広角レンズ(12mm〜18mm位が望ましい)が求められます。

画角の狭いレンズ(24mm以上)で自撮りをすると、自分の顔面で、映像が一杯になるため、広角レンズ撮影が必要です。

更に、Vlog撮影時は手ぶれ補正機能をオンにしないと、ガクガクになるためONが必須です、手ブレ補正をすると、動画の中心をくり抜いて使用するため、更に画角が小さくなります。

今回のZV-E1のダイナミックアクティブ補正機能は手ブレ補正をとても抑えるのですが、手ブレ補正OFFと比較すると、画角が超小さくなります。

ZV-E1の手ブレ補正はスタンダート、アクティブ、ダイナミックアクティブと3段階あり、徐々に10%程度画角が狭くなる体感です。

自分の体感ですが、自撮りに必要な画角は、自分の手を伸ばして撮影できるギリギリの範囲として20mm以下位ないと、顔面一杯になります。

もしレンズが12mmだったら、30%位狭くなり18mm-20mm位の画角と同等になる感じです。つまり、20mmとかだと、超狭くなり顔面率が高くなるわけです。

ということで、ZV-E1でVlog撮影に求められるのは広角と重さでした。結論は、「20mm以下のレンズ」で、「軽量なレンズ(持ち続けられるか?!)」です。

ソニーZV-E1の重量は約483gです。こ

れにレンズを足した総重量が片手で持てますか?というのが今回のVlog撮影時の課題です。

1:画角
2:重量
3:金額
(4:ボケ味)
でレンズを比較していきます。

▼例えばフルサイズで10万円を切るレンズの下記は、40mm相当で自撮りすると画面が顔面で一杯になります。

▼下記は画角が16mmでは最適ですが、353gで15万円、フルサイズレンズなので仕方ないのですが、お値段が高く感じます。15万円でPC買えるぞ?!
ZV-E1本体483g+レンズ353g=>TTL:836g

▼下記は、広角レンズの画角で20mmでまずまず。なのですが、373gで13万円。。。PCレベルの金額です。。。
ZV-E1本体483g+レンズ373g=>TTL:856g

▼下記は、画角は12mで合格!しかしF4でボケ味がNG、565gで21万円
ZV-E1本体483g+レンズ565g=>TTL:1048g

持ち歩いてご覧なさい。肩と手首崩壊決定です。毎回のマッサージ代金も追加の必要があります。

▼下記のが書くは14mで合格!しかしF1.8もOK、1170gで16万円
ZV-E1本体483g+レンズ1170g=>TTL:1253g :肩と手首が折れます。
牛乳の1㍑=1kgを超えるレンズを片手で、自分の前に持ち続ける筋トレです。それ街中で可能です?!


だめだ、、、広角+重さ+金額+ボケ味で、満足するレンズがフルサイズにはないのか。。。

フルサイズレンズは高いので、金額は最悪譲れたとしても、重くて持ち続けられないなど、4つの項目を同時に満足出来るものが無い。。。

と、その時に閃いたのです!

待てよ、フルサイズのカメラだからと言って、フルサイズ用のレンズでなくても良いのではないか?

APSCのレンズならばどうだろう・・?!

それが下記です。

ソニー ZV-E1 APSC SEL11F18 軽量レンズ

ソニー ZV-E1にAPSCのSEL11F18 軽量レンズは、Eマウントなので、フルサイズのZV-E1にも取り付け可能です。

▼下記APSCレンズのSEL11F18、画角11mで大合格!しかしF1.8もOK、181gで6万円 全部合格!
ZV-E1本体483g+レンズ181g=>TTL:664g :現状の最軽量組み合わせと思います。

次に、フルサイズセンサー搭載のカメラに上記のAPSCを接続できるのか?

はい、可能です。物理的にという意味だけでなく、センサー的にも可能です。

ZV-E1の機能の、Super35mm設定にすれば、APSC利用可能になります。

但し、仕様上APSCモードにすると(オート)、記録方式が、XAVC 4kで撮影できなくなります。

(入・切・オートから選択可)

フルサイズセンサーの4k撮影は、APSCレンズを利用したSuper35 を「ON状態」では使えないということです。

ではどうするのか?Super 35mmを「OFF状態」で使う。です。

自分は、APSCの35mmを切(OFF)状態にして、APSCレンズを装着。

しかしこれでは、フルサイズのセンサーサイズよりも、レンズのサイズが小さいことになり、下記のように4隅が黒くなってしまう。参考元はコチラ

フルサイズカメラにAPSCを装着した様子

上記のように4隅が黒くなってしまいますが、ZV-E1の手ブレ補正レベル最高の「ダイナミックアクティブ補正」にすると(画角が約30-40%程度)矯正クロップされます。

3−4割クリップされることで、ちょうど赤枠より大きい位の画角になるのです。

ほんのすこし4隅が黒くなるタイミングがありますが、動画編集時にソフト的にクロップすることで対処します。ほぼ黒くなりませんでした。

こうすることで、フルサイズのソニー ZV-E1でAPSCレンズを使い、4K撮影ができるようになりました。

もう一度明確にします。
・フルサイズ機でAPSCレンズはSuper35mmという設定のON/OFFで利用可
・Super35mmにすると4k撮影が不可。HDならOK→これが一般的
※しかし、これでは満足できないので↓
・フルサイズ機でAPSCレンズを装着、Super35mmはOFF、4隅が黒くなるのを、手ブレ補正の矯正クロップで対処←これが自分の使い方です。
4隅は黒くなっていません。

フルサイズ本体にAPSCレンズを装着・4Kモード、アクティブ手ブレ補正ON

結論として、ZV-E1とAPSCレンズのSEL11F18で最軽量で、外にも気軽に持ち運べるVlog機が完成しました。

これで沢山持ち歩けるので楽しみです。

・フルサイズカメラを重くて持ち歩けなかった
・持ち歩いていたけど疲労度が半端なかった

という人へ朗報でした。同じ課題があった人の参考になれば幸いです。



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