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昨日から、始まりました。

突然だけど、昨日からスタートをした。
・・・いや、なんていうか、突然すぎて何がって話なのですが・・・。昨日、相方が自分で焙煎した珈琲豆のネット販売をスタートした。いきなり、あっさりと。

 相方さんは珈琲好きが高じて3年ほど前から焙煎道場?みたいなところに通い始めた…と思ったら驚くほどあっという間に焙煎機について詳しくなった。
職業柄、機器性能スペック的なことを語らせたらすごいことになり(怖いから聞いていないが、たぶん製品説明的なこととか商品番号的なものなんかも把握しているはず。)焙煎機競合他社比較なんかもペラペラと話すようになった。そのペラペラになるまでのスピードに「*前職経験あなどれないな。」と少し尊敬しなおしたりも、した(照)
珈琲豆そのものについても熱く様々なことを語りだすようになり、やっぱりなと思うほどあっさりと自宅で焙煎をスタートさせた。焙煎時用のエプロンを買い、そのエプロンを着て、きゅっとウエストの紐を締める姿はいっぱしの「焙煎士」だ。
真剣に生豆を焙煎している姿は、ここは普通のマンションの普通のキッチンだってことをうっかり忘れさせるくらいの気合だ。
自宅焙煎に留まらず、シェアロースターを見つけていそいそと焙煎をしに出掛け、ホクホク顔で帰ってきたり、個人で焙煎機を製造している方を見つけ出し、訪ねてはその焙煎機で焙煎をさせていただいてうきうきで帰ってきたり。
「●●の焙煎機で自家焙煎をしている●●さんに行きたい」とコアな行先設定をしてくるようになり、お散歩は「自家焙煎珈琲」のノボリがはためく喫茶店巡りオンリーとなり、通販で全国の焙煎珈琲豆をお取り寄せをし、豆の飲み比べだ、焙煎度の違いだ、農園の違いだ、保存だなんだと眉間にしわを寄せてみたり、冷蔵庫にはやたらといろんな種類の水出しアイスコーヒーが並ぶようになり・・・と生活に珈琲がどっぷり入り込んだ3年間だった。


「うちに焙煎士がいるんすよね。」というセリフが私の定番ネタになりつつあった2020年6月3日
相方が焙煎をスタートさせて3年
今まで相方が焙煎する珈琲を飲んでくださっていた方々からの

「もっと飲みたいからネットで売ってよ。」

の言葉に背中を押され、限定ネット販売をスタートさせた。

昨日から、スタートしました。

生ぬるく温かい目で動向を見守っていきたいと思います。

*前職は某メーカー営業&ITコンサルタント

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