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ユーザーアポイントを日程調整ツールで打診してよいものか🤔?

ユーザーのアポはちょっとしたことに見えて、みんな経験するもの。
早くインタビューで検証したい。いち早くアポを取りたい。
その気持ち、とてもよくわかります。
でもアポの取り方次第では、インタビュー対象者に気持ちよく受けてもらえない可能性があるため、注意が必要です。

BtoB、BtoBtoE、BtoCのすべてを経験してきた中で、今日は「日程調整ツールでアポを打診する」をテーマにお伝えしたいと思います。

日程調整タスクを自動化する日程調整ツールは、確かに一番効率的です。タイムリーに反映できるため、他の予定が入って再調整が必要になってしまう・・・ということもありません。このユーザーからの返信が返ってこないと、他の予定が入れられない・・・とモヤモヤすることもありません。

ただし、CEOやCXOの皆さんは、直感的にやらないほうがよいということをわかっている方が多いと思います。
その通り、特にBtoB、BtoCではやらない方がよいです。

なぜでしょうか?

ユーザーインタビューは基本的にこちらからのお願い事項です。
ユーザーは忙しい時間を割いて、あなたの質問に答えたり、サービスに対してフィードバックをくれますが、ユーザーにとっての直接のメリットはありません。

日程調整ツールは相手が話を聞きたい、と強く欲しているときは、一番スムーズに調整できる手段です。
ただし、ユーザーインタビューで送ってしまうと「なんで、あなたからのお願いなのに、こちらが入力しないといけないの?」という気持ちにさせてしまう可能性があるということを念頭に置いて、どの方法がアポを確実に心地よく取るために最適か考えていきましょう。

もちろん、マーケットやユーザー特性によるところもありますが、それでも最初の打診時には「お受けいただけるということであれば、日程調整ツールを送らせていただいてもよろしいでしょうか」というコミュニケーションを挟むほうがよいですね。

ユーザーの心理や感情の動きも理解しながら、ユーザーにとって心地よいアポイントを実現していきましょう!

最後まで、お読みいただきありがとうございました!X(@YukaKayama)でもPMFに有益な情報を発信していきます。フォローしていただけると嬉しいです。

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