ライターとブロガーの境界線その2
ライターでブロガー。
ここのところ、よくそう名乗ってきた。
けれど、最近ブログに対する考え方が、また変わったというか戻ったというかで、あまりブロガーと名乗らなくなってしまった。
もちろん、ブログ書くのは大好きで、やめようとは思わないし、PVや収益が上がったらうれしい。
だけど、私、ブログで書くより、基本的には仕事で書く方が好きなのだ。
仕事のライティングは好きなことを好きに書けるわけじゃないし、いろいろな制約がたくさんあって、もちろん、それが苦しいときもある。
だけど、それでも仕事が好き。
たぶん、それは、誰かの役に立つことができたっていう充実感がブログよりも半端なく大きいから。
幸運なことに、これまでいろいろな仕事をさせていただいてきたけれど、仕事をやり遂げたとき、クライアントさんから「ありがとうございます」って言っていただいたとき、何よりもうれしかった。
「田下さんはきちんと仕上げてくれる」「田下さんにぜひお願いしたい」みたいな言葉をいただいたことも、何度かあり、それも本当に幸せだった。
誰かに必要とされ、誰かの役に立てる。それは、やはり喜びなのだ。
たぶん、ブログというツールでもそういうことを実現させるのは、不可能ではないのかもしれない。
ただ、私の場合、ブログは、仕事で好きなことが書けないフラストレーションを発散させる、好き勝手に書ける場にしておきたいというのが、どうしても譲れなく、だから、ブログに関しては、仕事ほどにまじめに気張りたくないってのもあり、ブログはどうしても仕事の2の次になる。
というわけで、ライターとブロガー、両方の要素が自分の中に間違いなくあるけれど、ライターの要素のほうが圧倒的に自分の中で大きい、つまり、自分は「ライター」なんだろうなと思う。
好きなことだけして生きていくっていうのは、素敵なことなのかもしれない。
ただ、私は、好きな仕事をして誰かの役に立てるのが一番うれしい。
だから、いつでもどこでも、好きなことだけ書いていけばいいじゃないっていう考え方には、なれんのです。どうにも。
というわけで、最近、また「ライター」と名乗りだしているワタクシです。
いいんです。もうこの肩書が一番自分にしっくりくるよ。
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