がんばるっていいことだって思っていたのに
中学生の頃、手書きの日記をつけていた。
大好きだったスヌーピーのノートに、その日に何をしたかとか、何にムカついたかとか、気になる男の子と話せてうれしかったとか、ほんとに他愛もないことばかり書くのは、楽しかった。
そして、当時いつしか、思春期特有の感情の揺れ動きの激しさみたいなのが、生まれていったのか、何かと悩みがちになった。
友人と楽しくしててもこれは本当の自分だろうか?とふと思ってしまったり、「今、自分はこれでいいのか?」「今の自分はだめなんじゃないか」みたいな不安を