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¥4,000,000

自己紹介

初めまして。音不利(おぶり)です。
現在、20代後半にして借金を約400万ほど抱えています。

このnoteは、そんなドン底から這い上がって、
再度人生のスタートラインに立つと決めた男の過程書いていきます。
借金を抱えているくせして格好つけたことを言いましたが、
要はただの借金返済日記です。

借金について

なぜ、400万の借金を作ったか?

ギャンブル? 違います。
遊び程度でしたことはありますが、熱中するほどしたことはないです。

酒? 嗜む程度。
タバコ? ここ数ヶ月吸っていない。

詳しくお話できませんが、友人を助けるために借金を負いました。
「お金がないから、助けてほしい」と相談され、
数万円程度から始まり、時には自分の給料やボーナスまで渡していました。

「必ず返す」という言葉を信じ、貸し続けていました。
自分の貯金では貸せなくなり、自分の生活も苦しくなり、
消費者金融やクレジットカード会社から借入し、自身の生活費に一部あて、
そのほとんどを友人へ横流ししていました。
友人を信じきっていた。バカですよ、意思が弱すぎたんです。
今思えば、少し洗脳されていたかもしれない。

そして、とうとう借入額の上限に達してしまい、首が回らなくなりました。
返済日が目の前に来ているのに、手持ちがない。
友人も、もちろんお金は持っていない。

終いには「身内からお金は借りれないのか?」と言われ、
精神が限界に達し、友人との連絡を断ちました。
これ以上、関わりたくなかった。逃げたのです。

「もう、死のう」と考えました。

母へ電話

僕は大学を卒業し、関東へ上京している身でした。
家族への連絡は半年に一回程度、ほとんど帰省もしませんでした。

そんな中、最後に故郷の母に電話をしてから、死のうと思うんです。
風呂場で電話をしました。

「もう限界や、死ぬわ」と。

泣きじゃくりながら、これまでの経緯を話しました。今思えば、家族への遺言だった思います。
こっ酷く叱られ、責められました。そりゃそうでしょう。
身勝手に上京し、家にも帰ってこない、終いには400万の借金を抱えている。
今、まさに死のうとしている。
そんな状況の息子に対して、冷静でいられる母親なんていません。

ただ、ひとつだけ。
母は僕を見放すことはしませんでした。

「もう帰ってきなさい」と。

その一言で、死ぬなどと考えるのはやめました。死んだところで自分は楽になれるかもしれないけれど、家族にこれ以上の迷惑をかけることになると思いました。

ここから、自身が抱えている借金と真剣に向き合っていくことになります。
続きはまた後日に。

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