債務整理について
こんばんは、音不利(おぶり)です。
少し日が空いてしまいました。
前回のnoteで僕が抱える借金について話しました。
今回は借金に向き合い、
そして現在に至るまでのお話をします。
債務整理
債務整理とは
債務整理。
借金に縁もゆかりもない人からすると、
聞き慣れない言葉だと思います。
債務整理の中にも色々あります。
任意整理、自己破産、個人再生…。
僕はその中の任意整理を選択しました、
簡単に説明すると、
『弁護士を通じて、借入元会社と交渉してもらい、
月々の返済額を減らしてもらう』という法的手段です。
僕にとって、この選択しかありませんでした。
来月には、150万の一括返済が迫ってましたから。
すぐにネットで『弁護士 任意整理』と検索し、
債務整理に強い弁護士事務所へ電話をしました。
電話に出てくれた方の対応に、
とても安堵したのを今でも覚えています。
これまでの経緯を話し、
「大変でしたね。でもご安心ください。
返済完了まで全面的にサポートします。
催促の電話も近々鳴らなくなりますから。」
と。
自分の過ちによってドン底に立っている人間に対して、
責めることもせず、優しい対応をしてくれました。
向こうもビジネスですから、報酬がもらえるのであればサポートしてくれるのは
当たり前のことですが、当時の僕にとっては一つの希望が見えたんです。
今の時代は進んでいて、
契約書類は全てネット上で完結しました。
和解交渉はまだ完全に済んでおりませんが、
月々の返済額は10万まで減りました。
返済は弁護士事務所に行い、
そこから各借入会社へ分配されます。
完済まで3-5年かかる計算です。
任意整理のデメリット
もちろん、デメリットもあります。
任意整理を入れた時点で所謂、ブラックリストに載ります。
社会的信用はゼロになります。
•ローンが組めなくなる。
(携帯や車の分割払いができない)
•クレジットカードが作れない。
支払いに関する信用が無くなるわけです。
一生ではありませんが、借金完済後の約5年間はブラックリストに載ります。
返済期間も含みますから、8-10年はローンは組めません。
しかし、このデメリットを踏んだとしても僕にとっては唯一の手段でした。
今現在について
結論から話すと、僕は今、何不自由なく生活しております。
もちろん家族の支えがあってこそです。家族には感謝しかありません。
関東での仕事を辞め、地元に帰り、
今は仕事を2つ掛け持ちしながら、借金を返済しています。
まだ、返済開始してから数ヶ月しか経っておりませんが、
微かに希望が見えています。
任意整理をして、良かったと思っています。
もう返済できないんだという気持ちから解放されることが非常に大きいです。
必ず完済してやるというやる気も湧いてきます。
元々自分の意志の弱さが招いてしまった不祥事。
返済期間を通じて、少しでも自分が生まれ変われるように
日々丁寧に生きています。
それでは、また。
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