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#スタラジNFT vol.11 〜NFTの基礎とWeb3.0・スマートコントラクトについて


音声で聴きたい方は、上記スタエフからお願いします。


みなさん、こんにちは!
STARTコミュニティ運営チームです。

本日は『NFTの基礎からお迎え方法まで』の復習と『Web3.0』『スマートコントラクト』についてお話させていただきます。

第2回NFT作品お迎え即決会開催

記念すべき第2回目となる「NFT作品お迎え即決会」を、KOUSEI主催でTwitterスペースにて開催しました。ご紹介いただいた作品から好きなものを即決でお迎え!

初回は16作品をお迎え!今回は17作品をお迎えいたしました!

過去に開催した9回のNFT交流会・ゲリラ即決お迎え会では『お迎え率100%』を誇り、累計90作品をSTARTコミュニティ所属メンバーでお迎えしています。

今回の17作品とスペース以外からお迎えした2作品を合計すると、109作品をお迎え済みです!

お迎えした作品とアーティストさんは、こちらの記事でまとめましたので、ぜひ見てみてください。

また、今後も毎週月曜日に定例で開催していきます。アーティストの皆様、コレクターの皆様、ぜひぜひご参加ください!

毎日ゲリラ #NFT買います

また、月曜日に限らず、作品のご紹介をしたい方はスタラジNFTのお時間でも、スピーカーに上がっていただいても構いません!

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NFTの基礎とNFTアート作品のお迎えのための準備について

本日は、『NFTの基礎』『NFTの購入方法』『ガス代』などの復習をさせていただきました。ぜひ下記リンクからご確認ください。

スマートコントラクトとは?

スマートコントラクトを直訳すると「賢い契約」。これはイーサリアムの基盤上で開発し提供を開始した、契約を自動化する規約を指します。

通常の手続きなら、契約条件を決定して、契約書に押印をして、入金をして、営業時間内に入金を確認して...本当に手間ですよね。

スマートコントラクトなら、契約者本人の代わりに契約してくれますし、契約時間に制約がありません。

自動販売機を例にしてみると分かりやすいです。
自動販売機は指定された金額分の貨幣を投入して、購入したいもののボタンを押すと、自動的に契約が成立して飲み物が出てきます。

つまりは契約を事前に定義し、条件を入力して、その条件が履行されると決済が自動的に行われるのがスマートコントラクトです。

スマートコントラクトはDAOという概念に基づいている

DAOとは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、自立分散型組織と訳されます。

中央集権的な管理者を持たないネットワーク型の組織という意味です。

それぞれ自律したネットワーク参加者が自由に振る舞っているにもかかわらず、組織全体の意思決定や実行が自動的に行われます。

現時点では理解することが難しいと思いますので、決済が自動で行われ、出品者が誰で、どんな経路を辿って、誰が所有しているかわかるものという認識で大丈夫です。

NFTの未来

NFTはただのブームなのでしょうか?

私はそうは思いません。

2020年から2021年にかけて、日本でもGoogle検索数が爆発的に伸びたことからもわかるように、NFTという単語が爆発的に広まり、今まで興味を持っていなかった方々もNFTという言葉を身近に感じるようになりました。

しかし、ただ便利なだけ、注目されただけでは、実際にその世界に足を踏み入れてみようと動く方は少ないのではないかなと思います。

使うきっかけがあって初めて、人は動く

もしこのまま、きっかけがなく興味で終わってしまっては、せっかく楽しい時間を、熱い世界を知ることなく過ごしてしまうかもしれません。そうなってしまってはとても悲しいことです。

皆さんの不安を少しでも取り去り、興味を持ってもらうための、楽しい世界への第一歩、そのきっかけの一助にSTARTコミュニティがなっていけたらうれしく思います。

世界の経済状況

さて、ここで現在の世界経済の状況を見てみましょう。

今、世界は有形資産から無形資産へとシフトしつつあります。

無形資産とは物的な実体のない資産の事です。例えば特許や著作権、データ、ソフトウェアなどの知的財産。技術やノウハウを持つ人的資産。企業文化や製品管理プロセスなどのインフラ資産等です。

デジタルへのシフトは、自粛期間からの在宅勤務が広まったことも相まって、一気に広まりました。まさに、モノが中心の時代から、デジタル中心の時代へと大きく動き始めたのです。

今後は、デジタルを活用して私たち個々人、ひとりひとりの最適化された、より便利で柔軟で先進的なサービスを提供する企業・個人が多くの価値を生み出し、経済の中心を担っていくのではないか、と思います。

デジタル中心の時代とNFTとの相性は?

では、そんな時代に変わっていく中で、NFTとの相性はどうでしょうか。
このような時代の流れの中で、今、世界的に無形資産へとマネーは動き始めています。

この流れに対して、NFTという技術はまさに追い風の中進む飛行機にジェットを積むようなもの。まさに無形資産のイノベーションです。

日本の動き

NFTが急速に広まっている東南アジア、特にフィリピンでは、銀行口座を持っている人が少ないことや、NFTゲームによって、会社で働くよりも初期費用なく稼ぐことができるということは、フィリピン経済を支えています。

しかし、日本ではほとんどの人が銀行口座を持っていたり、労働される方が多いこともあって、フィリピンと同じようにNFTが広まっていくということは難しいかもしれません。

日本では、貯蓄から投資へというスローガンが掲げられるようになってしばらくたちますが、流れは遅く、依然として投資よりも貯蓄です。

投資よりデジタルアートの方が関心をもたれる可能性がある

もしかしたら難しい投資目論見書を読んで投資を始めるよりも、気に入ったデジタルアートをお迎えしたり、ゲームをしたり、歩いたり、何か楽しいこととかけ合わせてリターンを得る方が関心を持たれるかもしれません。

例えば、大人気漫画のワンピースの世界を想像してみます。
海賊王ゴールドロジャーが「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる。探せ!この世のすべてをそこに置いてきた」という言葉を聞いて大海賊時代が始まりました。

これを、Play to Earnに置き換えると、トッププレイヤーが引退するときに「自分が使っていた武器や防具を、ゲームのフィールド内に隠してきた!」なんて言葉を残して引退したら、今やってるプレイヤーは必死に探しますよね。

運良く手に入れた人は「トッププレイヤーが使っていた武器だ!」と証明ができるようになるので、そこに価値が生まれます。

日本にも十分勝機はある

日本にはすでにジャパンコンテンツとして世界に認知されている素晴らしい知的財産・伝統的な技術がたくさんあります。つまりNFTを活用していける材料が豊富にあるということです。

現在、私たちの生活はデジタルと密接に関係しています。

もし、ネットに接続できなくなったとしたら、友達や仲間と連絡が取れなくなる、お金を稼ぐことができなくなってしまう、など現実世界と大きくリンクしています。

今や、デジタル世界へのアクセスはなくてはならないものとなっています。紆余曲折ありながらも、NFTの可能性は無限に広がっていて、未来は明るく、インターネットの登場以来の革命となる可能性が、NFTにはあると思います。

お聞きいただいている皆さん一人一人が描くNFTの未来が今以上に少しでも明るくなることを、そして、ジャパンコンテンツを通して世界の日本となる日が来ることを願っています。

Web.3.0

■ Web1.0(1990〜2004)

一方通行の時代。

インターネットが普及し始めた初期段階を指すのが一般的です。情報の発信者と閲覧者がはっきりと分かれていました。

例えば、ニュースサイトを見たり、HPを見たりと、まさにReadの時代でした。一方的な発信がほとんどなので、今のようにコメントをしたりなどやり取りすることはほんと出来ず、発信もテキストが中心で、画像・動画は少なく、コミュニケーションの中心はメールでした。

テレビでニュース番組を見ながら、テレビに向かって話しかけても反応してもらえないみたいなイメージでしょうか。または、車に例えると一方通行の道路のようなイメージです。

■ Web2.0(2005〜2020)

双方向の時代。

2005年頃から急速に増えてきた新しいインターネットの形です。特に伸びたのは皆さんが普段よく使っている、Twitterや InstagramなどのSNSです。世界中で発信者と閲覧者がコミュニケーションを取ることができるようになりました。

YouTubeもこのWeb2.0の時代に普及したことから、画像や動画も活発にシェアされました。誰でも簡単に発信者となれることからも、Read+Writeの時代とも呼ばれます。

ただ、Web2.0には大きな課題もありました。GAFAMなど、巨大IT企業に行動記録や個人情報などビックデータと呼ばれるものが集約され、データの所有権がもはや自分のものではない状態になってしまったのです。

例えば大統領のアカウントですら、企業から一方的に停止することができてしまいます。もちろん秩序や安全を保っていただいてる面もありますが。また、ハッキングに対しても弱い側面もあります。

中央集権的で2Dの時代です。

例えるなら、東京駅とか羽田空港とかのようなイメージで、便利な反面、その1か所が自然災害などにあってしまうと、大きな影響が出てしまうリスクがあります。

■ Web3.0(2021〜)

分散の時代。

Web2.0の課題の解決を目指したのがWeb3.0の時代で、所有する権利がユーザーに戻り、自身のものとして持てるようにする動きが、今加速しています。

Web3.0の時代はトラストレス、つまり信用を担保する主体がいなくなります。

例えば、仮想通貨のビットコインを例に考えていきます。

法定通貨である日本円の場合、政府や日本銀行が信用を保証しています。楽天ポイントの場合は楽天が、Amazonポイントの場合はAmazonがそのポイント信用を保証しています。

しかし、ビットコインには信用を担保する中央集権的な主体がいません。多数の参加者がネットワーク上の取引を検証し、承認する仕組みで、彼らは誰から指示を受けるわけではなく、自分の利益のために自律的に動いているのです。これを可能にしているのがブロックチェーン技術です。

自律分散的で3Dになるでしょう。

例えば、みんながみんな自家用ジェット機を持ち、どこでも誰でも自由に安全に行けるようなイメージです。

ブロックチェーンとは?

分散型台帳の技術の一種で、サトシ・ナカモトによって考案されました。2008年にコンセプトが発表され、2009年にはビットコイン取引が開始。

特定の管理者がおらず、ネットワーク上に情報を分散して管理するためのデータベースのため、記録した情報は消失せず、誰もが情報の検索が容易にできるので、コピーや改ざんが困難になってます。

例えば、取引履歴をABCさんの3名で分散して管理していた場合を考えてみます。Aさんがデータを改ざんしても、B・Cさんのデータを照合すると、すぐにAさんが改ざんしたことが判明します。

ブロックチェーンの特長

ブロックチェーンの特長をまとめてみました。

❶不正や非標準的な使用をしても検知される
❷変更・消去・改ざんができない(非常に困難)
❸壊れても自動修復され、停止することがない
❹ネットワークで共有される分散型システム

ブロックチェーンを支える技術

ここでは簡単に説明しますが、ブロックチェーンを支える技術はいくつかあります。

❶Peer to Peerネットワーク
複数の対等なコンピュータが1対1で直接通信を行う接続方式
❷ハッシュ関数
改ざん防止のための暗号化技術
❸電子署名
デジタル文書の作成者を証明する印
❹コンセンサスアルゴリズム
不特定多数の参加者の間で合意形成を得る仕組み

今後、スタラジで詳しく説明させていただきます。

知識を身につけていただき、ともに成長しながら、みんなでNFTを楽しんでいける、STARTコミュニティはそんな未来を願って、これからも活動を続けていきます。

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引き続き、STARTコミュニティ運営チームをよろしくお願いします。

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