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DONDON棟方志功さんに惹かれてく

大好きな原田マハさんの一冊。
「板上に咲く」を読んだ。

ゴッホに憧れた棟方志功についての物語


読み終わった翌日に、
居ても立ってもいられず
地元青森市の『棟方志功記念館』に向かった。
(3/31に閉館してしまうらしい)

「ゴッホの絵は燃えでらんだ、ゴッホは太陽なんだ。ワもそった絵、描きで。ワも燃える絵、描く。ワも絵、描いで燃える。」

本の中でこんなセリフが出てきたけど、
間違いなく棟方志功さんも燃えていた。

色々な作品があった中で、
有名な板画(はんが)ではなく、
"極道"と書かれた一つの作品に
目も身体も釘付けにされ、今は心酔している。

「極道」


最近出会う人の中で
「あ、この人、神様宿ってるな」と
感じる時がある。
(前までは、似たような感覚を自分の中で"覚醒"と呼んでいた。おそらく、ワンピースの影響で。)

どうしてそう感じるんだろうと
自分なりに追求していくと
そんな人たちは、
圧倒的な"好き"と、
爆発的な"熱"を持っていた。

棟方志功さんにもそれを感じた。
しかも、神様は一人じゃなく、何人もいた。
一人は"笑顔の神様"だった。

笑顔の神様(ヒトを笑顔にする神様)は、
記念館で彼のドキュメンタリー映像を
見た時に気づいた。

自然と、映像を見ながら自分が笑っていた。
もちろん生まれたのはバカにした笑いではなく、
「この人、大好きだ!」が限界突破した時の笑い。

彼のことが、好きで好きでたまらなくなった。

20分とちょっとで彼(彼に宿った神様)の
底なし沼にハマった。 

笑う棟方志功さん
彫る棟方志功さん


もしも、ドラゴンボールを7つ揃えて
誰か一人を生き返らせられるなら、
ZARDの坂井泉水さんに会ってみたい。

欲を言うなら、
目の前で「負けないで、もう少し!」と
唄ってほしい。
ついでにアンコールで
「DAN DAN心惹かれてく」も唄ってほしいし
握手だってしてほしい
と思っていた。(誰かにころされそう)

しかし、原田マハさんの本を読み、棟方志功記念館を訪れてしまった僕は棟方志功さんを蘇らせ、
目の前で適当に鼻歌をしてほしいと思う。
もしくは、一日密着生活がしたい。
いやいや、こうなったら棟方志功さんに
「DAN DAN心惹かれてく」を唄ってもらうのも
良いかもしれない。(絶対にころされる。)

(皆さんは叶えてもらいたい願いがありますか?)


やばい。

そろそろ
何が言いたいのか分からなくなってきた。

危険な文が多い気がする、

そうだ。極道、極道の話。

棟方志功さんは極道を目指していた。
それは、悪事をはたらく人のことではなく、
道を極めた者のこと。

「この道より我を生かす道なし、この道を歩く」

この言葉を胸にし、進んだらしい。

その心が、魂が、あの文字に宿っていたんだ。

人生のロールモデルは誰?と
聞かれると答えがなかなか出なかったが、
ゴッホさんや、棟方志功さんは間違いなく
僕のロールモデルだ。
これからは、そう答えよう。
あんな人になりたいと心から思う。
今の僕に足りないのは、
愛と勇気と誇りと、計画性。そう思う。


…あとがき…
公開する直前に、
原田マハさんと坂井泉水さんにだけ
"さん"をつけていて
棟方志功に"さん"をつけていないことに気づき、
どこかモヤモヤして、結局つけました。
つけ終わった後に、ゴッホにも"さん"をつけていないことに
気がつき、もう考えるのが面倒くさくなって
"さん"をつけました。
日本語って考えれば考えるほど難しいですね、

僕がなりたいのは、さんを付けるのを
忘れてしまうようなヒトです。

佐藤大晟

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