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【Vol.2:ITエンジニア歴4年文系Pythonエンジニアが人工知能研究で2つの研究会登壇!】

リーディング・エッジ社のITエンジニアインタビューを通し
エンジニアとしての働き方を探っていく
ー・Leading Edgeな人々・ー

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今回は大学時代に独学でPythonを学んだのち、ソーシャルゲームのユーザー行動予測や会員制スクールの退会予測業務などの現場を経て、現在はリーディング・エッジ社の研究開発部にてディープラーニングを用いた研究開発に従事する川崎さんにお話を聞きました。


ー川崎さんは国際経済学を学ぶ中でPythonを独学されていたんですね。ITエンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください。

「大学在学中にデータサイエンティストという言葉を知り、なんとなくPythonで株や為替のデータ分析をやり始めたことがきっかけです。最初は独学で取り組んでいましたが、次第に仕事としてデータサイエンスに携わりたいという気持ちで、早くからPythonやデータサイエンス、人工知能に目をつけていたリーディング・エッジ社に入社しました。」


ー国際経済学部の授業ではプログラミングは教育課程にないですよね。大学時代に独学で勉強していて大変だったことはありますか?それをどうやって乗り越えたのでしょう?

「Pythonを勉強し始めの頃、テキストを1ページ目から勉強する方法を試しましたが、それだけではモチベーションが続きませんでした。でも、為替や株のデータを分析をするという目的に向かって試行錯誤しながら学習することで、続けることができましたね。」


ー確かに、プログラミングは多少間違っていても動きが見えます。エラーを一つ一つ解決することに喜びを見出すことがモチベーション維持のキーかもしれません。川崎さんは元々はデータサイエンティストを志していたとのことですが、未経験から入社して実際にITエンジニアとして働いてみてどうでしたか?

「初めての現場では、ソーシャルゲームのユーザー行動分析の業務を行っていました。具体的にはSQLで集計したデータを分析して、分析結果から次のアクションを提案する業務です。その後は、機械学習を用いた会員制スクールの退会予測分析に携わりました。実際の業務でPythonを使用したのはこの時が初めてでしたね。大変な業務もありましたが、自分にとって仕事は修行の場なので…!修行と思って取り組んでいましたね。そこから研究開発部に異動となり2年弱になります。研究開発部で人工知能を研究するようになってからは、社内の課題解決に取り組んでいます。すでにある技術を応用して、これまで出来なかったことが出来るようになったときには喜びを感じます。また、業務以外でもAIで生成した絵画を展示する”オンライン美術館”を作ってみたり、と楽しみながら知見を深めています。」

★川崎さん画像2


ー自分で自分の生活を便利に出来る、というのはITエンジニアの醍醐味ですね!プライベートでも人工知能とは、さすがです。リーディング・エッジ社の研究開発部では具体的にどのようなお仕事をされているのでしょうか。

「今はディープラーニングと自然言語処理を用いて、社内データの有効活用のために研究開発を進めています。すでにある先行研究を参考に実験・検証を繰り返しながら、データに合わせてより精度の高いモデル構築を目指して日々研究しています。」


ー現場での機械学習実装の経験も活かしつつ、更に新しい手法を研究されているんですね。最近は「人口知能学会合同研究会」「自然言語処理シンポジウム」と、同時期に2つの学会に研究開発部の研究論文が採択されました!素晴らしい快挙です。採択の為に工夫したことはありますか?

「自分は文系で、実験をやってきた経験もないし、卒論も書いていないので自信はなかったです。実は、まとめるのも苦手で。採択されたのは嬉しいですが、とても驚きました。
当日はオンライン開催だったので、聞き手の顔も見ることができず、資料を見ながら淡々と発表するという感じでした。質疑応答で突っ込んだ質問を期待していましたが、あまり核心に迫る質問がなかったのが残念でした。研究成果の見せ方、伝え方をもう少し工夫するべきだったなと思います。来年、また採択されるかどうかが勝負だと思っているので、次は今回の反省を活かして伝え方を意識し、もっといいものを出したいと思っています。」


ー2つも採択されたとは思えない謙虚さです!来年以降の学会登壇も楽しみですし、何より研究開発の成果が実際のサービスとして生まれる日が楽しみです。研究開発部でこれからやってみたいことはありますか?

「研究開発部では個人で研究や実験をすることが多いですが、今後、メンバーが増えて並行して様々な実験が行える体制になると嬉しいです。その為にもまずは今の研究でいい結果を出していきたいですね。年齢的にもマネジメント経験を意識していますし、20代のうちに色々な経験をしたいと思っています。」


ーありがとうございます!
最後にこれからPythonを学びたい方々に一言お願いします!

「プログラミングを学習する際に一番最初にすべきことは自分がプログラミングで実現したいことを見つけることだと思います。まずは作りたいものを見つけ、それを実現させるための情報を探す。とにかく粗削りでも間違ってもいいからコードを書いて動かしてみることが大事だと思います。」



☆事務局インタビュー後記☆

未経験からリーディングエッジ社に入社し、ITエンジニア歴5年目に突入する川崎さんにお話を聞きました!現在は研究開発部で研究業務や学会での論文発表まで行っている素晴らしいアウトプット量です。論文が学会で採択されるのために、圧倒的な努力をされてきているのだろうとその秘訣を探りましたが、ご本人はとても謙虚で「たまたま」「運が良かった」と、にこやか。素晴らしい結果に奢らず目の前の仕事を淡々とこなし、確実に結果を出していく姿勢に、すぐに結果が出ないと焦る私は背筋が伸びる思いでした。
ご自身は「面倒くさがり屋」とのことで、「目の前の課題や悩みを解決したい」という思いが素晴らしい結果に繋がっているようです。
Python学習の最初の一歩は「作りたいものを見つけること」と教えて頂きましたが、「課題を解決したい」熱い想いを持ち続けることが、ITエンジニアとして楽しく働く秘訣なのだと感じました。マイペースで柔らかい雰囲気でありながら、言葉の節々に芯の強さを感じる川崎さん、これからの活躍が益々楽しみです!


川崎さんのように自分で課題を見つけて自走する姿は眩しいですが、中々その一歩が難しい方も多いと思います。未経験で何から始めたらいいか分からない…という方は二人三脚で伴走してくれる講師と一緒にPythonを学びながら、やりたいことを探してみるのもいいかもしれませんね。

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