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第2番: 海雲山 岩殿寺 (岩殿観音)

再び、鎌倉に行きます。と言っても、岩殿寺は逗子ですが。

今日は、岩殿寺と安養院の二つの予定ですが、距離が近くて楽チンです。自転車やランニングする必要もなく、散歩がてらに回ることができます。

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↑ 今日の予定。逗子駅下車で鎌倉駅まで。全長何キロかは忘れましたが、おそらく6~7キロくらいかと思われます。

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9時過ぎに逗子駅到着。裏口の出口のためか、駅前には何にもありません。歩道も十分にない道を車に気をつけながら線路沿いを歩いて行きます。

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↑ こういう看板が曲がり角ごとにあるため、地図を見なくても迷わずに行けます。

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あっという間に到着。ここに至る参道も細いものの、昔は巡礼の人たちで賑わっていたんだろうな、と思うとやはりワクワクします。

「いわどのてら」ではなく「がんでんじ」です。でも、「いわどのかんのん」です。


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↑ 山門。 たくさんの千社札が所狭しと貼られています。

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↑ 観音堂に至る石階段。結構な段数があります。

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階段を登りきったところに、観音堂がひっそりと建っています。1728年に再建されたものということ。空気感が階段の下とは全く異なります。木の匂いがものすごく濃く、空気もしっとりしている感じです。これだけで神秘的な雰囲気を感じます。

源頼朝が石橋山の戦いで敗けた後に、この寺に身を潜め、観音様の船頭で房州洲崎(館山市)に逃げ延びたという言い伝えがあります。そのため、源頼朝の一生の守本尊として信仰を受けたということです。

この観音堂の裏には岸壁をくり抜いた、「奥の院」があります。↓

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721年に行基が彫ったという十一面観音像があるらしいですが、一般には見ることができません。

さらに、観音堂のそばにある熊野権現社の裏から山頂に登ると、正教観音像という観音様を拝めるということなので、登ってみました。

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・・・・・・が〜ん・・・ もう少しで山頂というところで、木の枝で通行止め。自然に木が倒れたものではないよな? 乗り越えて進んでしまおうかな? と思ったものの、大人しく引き返しました。

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↑ 瓢箪池から見た観音堂。森の中にひっそりと佇んでいる感じが良い感じです。

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↑ 遠くに逗子の市内が見えます。海も見えます。良いところだな〜。

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↑ 鐘楼を発見。一般の人は近くに寄ることができません。

で、御朱印。御朱印をいただいたお坊さんに、「山頂行けないんですね」と聞いたところ、どうやら別ルートで行けるらしい。熊野権現社から登るルートは崖で危ないので、あまり行かないで欲しいということでした。

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たちよりて あまのいわどを おしひらき

ほとけをたのむ みこそたのしき


次は、第三番 安養院に向かいます。

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