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旅の記録 マルタ

こんばんは。
今日は旅の記録と称して短期留学の思い出を。

ようやく大学を卒業となった年(わたしは休学と留年を経て学部を卒業するのに6年かかったのです)、卒業旅行…に一緒に行く友人はいなかったので、2度目の短期留学に出ることにしました。
選んだのはこの頃はまだそんなに知られていなかったマルタ共和国。

このときマルタを選んだ理由はわりと明確。
・自分が訪れたことのない国
・日本人が少なそう
この2点に尽きる、といってもいいくらい。

ちなみに初めての留学は大学2年生のとき。
アメリカはカリフォルニアで1ヶ月を過ごしました。
このカリフォルニア留学は大学のプログラムだったので、同じ大学から20人ほどの学生集団で訪れていて、わいわいするのが苦手だったわたしにはあまり居心地が良くなかったのです。
日本人と海外で群れるのはなんとなく嫌だな、とちょっと一匹狼ぶっていたというのも相まって、いかにも留学!という国を選びたくなかったというのもありました。

成田空港を出発して、向かったのはドバイ。
初めて乗るエミレーツに心躍らせながら、ドバイでトランジット。
そこからキプロスでさらに乗客を乗せ(たのかは定かではないのですが、なぜかキプロスで飛行機からは下りずにしばらく止まってました…)、マルタへ到着です。

アメリカでもホームステイではなく寮を選んだのですが、これは正しい選択だったと思ったので今回も迷わず寮へ。
滞在は1ヶ月、寮の面々はトルコ人3人、韓国人2人、日本人わたしを含めて2人。
カーリーヘアの可愛らしいトルコの女の子がわたしと同室でした。
2月のマルタは思っていたより寒く、真冬のコートが必要なほどではなかったけれどもう少し厚めのアウターで来ればよかったな、という印象です。

滞在先はSt. Julianという湾岸の地区。
海沿いで風もあるし、あまり高い建物がないので常に吹きさらしというわけです。
様々な語学学校がこの辺りにあります。
クラス分けテストではそこそこ良い成績を取ることができ、様々な国の出身者から構成されたクラスに入ることができました。

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これは嬉しいことでした。
というのも、カリフォルニアに滞在したときのクラスは出身国にだいぶ偏りがあり、もっといろいろな国の学生と話してみたいと思っていたからです。
ロシア・イタリア・オランダ・スペイン・ブラジル・コロンビア…今書き並べてみるとEuropean率が高めですね笑
後々知ったことですが、マルタはヨーロッパではバカンスに訪れる観光地なので、Europeanが選びやすい留学先なのかもしれません。

心配して(?)いた日本人ですが、当然いるにはいます。
ですが思っていたほどではなかったです。
オリエンテーションで仲良くなった日本人の子とよく一緒に過ごしていたくらいで、つかず離れず居心地よく感じられる距離でした。

留学中、わたしのマルタでの移動は徒歩かバス。
Valettaは街並みが美しく、お土産もの屋さんや美味しいジェラート屋さんなどが多くてお散歩に最適。
ちょうど何かのお祭りの時期に行ったので、パレードを見られたのはラッキーでした。
St. Julianと湾を挟んで向かいのSliemaは日本でもよく見るショップが多かった印象です。
学校のすぐ近くのクラブ街Pachvilleは、深夜まで賑やかなちょっと危ない空気も漂う繁華街。
女の子がひとりで歩くのはおすすめしません。

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今は旅行のキュレーションアプリなどでもマルタ、よく目にするようになりました。
まだまだ行ってみたい街や島もあるので、いつかまた訪れたい国のひとつです。

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