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旅の記録: 輪島②

少し時間が空いてしまいましたが、輪島旅の記録の続きを書きます。

2日目✳︎

このお宿に決めた決め手のひとつが、お部屋でお食事をいただけるということだった。おこもりでお部屋食っていかにも旅行という感じで良くないですか?朝食もうっとりするほど素晴らしい和定食。これぞ旅館の朝ごはん!という朝食でした。わたしはこの日の朝食のお写真を撮り損ねているので、どんな朝食だったのかは最終日の旅日記をお楽しみに。

しっかり朝食を摂りましたが、沖縄の彼女が宿の近くに素敵なパン屋さんを見つけたので、ドライブがてら向かってみる。海に面したところにある洒落た外観のパン屋さん。それぞれに気に入ったパンをテイクアウトし(長野の彼女はこういったお店に目がなく、おうちで食べられる分もゲットしていた)、コーヒーもいただいて迷うことなく海辺へ。

雄大な海。お天気も良くて、海辺でパンをいただくには最高

パンを狙う不埒な鳥もおらず、のんびりと思い思いに写真を撮ったりパンをいただいたり、朝のおやつタイムを過ごしました。ここのクロワッサンが本当に本当に素晴らしく、わたしの理想のクロワッサンそのものでした。毎朝食べたい…。

ラポールさんはインスタをされていて、どうしても気になって震災後にお店を再開されたと知りDMしたのです。とても丁寧なお返事をいただきました。また再開されたと知って本当にほっとしました。あの美味しいクロワッサン、他のパンも、ぜひまた食べに伺いたいです。


至福のおやつ(と言うにはしっかり食べましたが)を終え、またドライブをしながら向かったのは白米千枚田。本当によく晴れていて日本海がきらきらと美しく、最高の旅日和。なんとこの棚田、夜ライトアップをしていたりもするらしい。

海に向かって立つ棚田。なんて美しいの

大変広く、この棚田の中をお散歩もできるのだけれど、広すぎて&わりと急勾配で結構疲弊。こんなに海に面していてお米が育つ原理がわたしはよくわからない…でも売店でいただいたおにぎり(もちろんここで取れたお米)は美味しく、一見過酷な環境に見えるけれど良いお米がとれることは間違いないようでした。とにかく絶景すぎて、時間を忘れて滞在してしまった!

海鮮丼♡ お味噌汁まで大きくて嬉しい

この日のランチは道の駅の海鮮丼!具が大きく厚くとっても嬉しい。道の駅はこの旅のメンバーはみんな大好きで、午後はお土産タイム第一回となり、しばしフリータイム。5人でいても、久しぶりでも、フリータイムを取れるところがすごくこのメンバーらしい。みんな自由でいられる。今夜の晩餐に向けてもちろん日本酒も買いました。昨日の利き酒も楽しかったけれど、今夜は自分たちで選んだお酒を飲んでみたいということで三種類。

沖縄のふたりは日本の伝統工芸品をめぐる旅をしていたことがあり、漆の工房を見てみたいということで夕方見学に行きました。丁寧に説明を受け、漆器を手に入れたい気持ちが高まった様子。
わたしはなかなか本物の漆器を手にする機会がありませんが、工房にある器はどれも繊細な手触りに美しい色合い。美しい器を慈しんで使える様々な余裕が欲しい…。

そして今夜も宿のお夕食は大変美味しい。昨日と同じ果実酒の食前酒に、美味しいお刺身の御膳、そして石焼きのお味噌汁に手打ちのお蕎麦。毎回お食事とっても楽しみでした。

この旅のメンバーの共通項はいくつかあるけれど、みんな本が好きというのもそのひとつ。クリスマスは過ぎてしまったけれど、クリスマスのプレゼント交換をしようということでそれぞれが一冊本を選んできていました。それを今夜満を持して交換!多様なジャンルが集まって、どれも読みたいとみんななっていた笑 わたしは吉本ばなな: キッチンをお迎え。実はばなな作品は読んだことがなく、嬉しい!

2日目の夜も真剣に語り合いあっという間に夜は更けていき、これを定例会にしようと誓いつつ夜中まで語り続けていたのでした。

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