(詩)耽溺


朝日に照らされた君の
寝息に耳をそばだてた
規則正しく繰り返す呼吸に
ほっと胸を撫で下ろした

起きてもない事で怖くなる
僕は臆病だから
君に嫌われる事ばかり
勝手に何時も、心の準備をしてる

ただ隣で、君の傍で
その笑顔を守り続けたい
例えもしも、この気持ちが
一生の秘密になっても

ここに居なくても良いんだよ
行きたい所が有るのなら
愛しい人が居るのなら
気を付けて行ってらっしゃい

詰らない僕は忘れてよ
そこに楽しい思い出をたくさん
本当は僕を見て欲しい
僕の望みが君の人生と交差する事はないだろう
それでも願うのは僕の勝手さ

でもやっぱり
ただ隣で、君の傍で
その笑顔を守り続けたい
例えもしも、この気持ちが
一生の秘密になっても

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?