半信半疑でHHKBを使い始めて3年が経ってしまった
「本当に3万円の価値があるの？」
——と半信半疑のままで購入したHHKB、いつの間にかしっかり手に馴染んでいました。
気づけば3年が経ち、このスコスコと気持ちのいいキーボードを使って書いた記事は数知れず。手段と目的が逆転して、HHKBを使いたいから記事を書くことも珍しくありません。
仕事で長文を打ち込むときにも使っているから、もう十分に元を取ったと言っても過言ではないでしょう。まだまだ使うけどね。
購入当初は自分に合わなかったら手放せばいいやと思っていたのに、今ではもうこのキーボードがないと長文が書けない体になってしまった。HHKBの恐ろしい魔力よ。
正直、他のキーボードも試したくなることもあります。でも、その度に「いやいや、目の前にあるこのキーボードで十分じゃないか？」と思ってHHKBしか使ってきませんでした。
確かに家電量販店でLogicool MX Mechanical Miniを試したこともあって、それはとてもいいキーボードだったんだけれども、HHKBを前にすると購入するところまで辿り着いていません。だって、これで十分じゃん。
他のキーボードも試すということはつまり沼への入口であって、恐ろしいキーボード沼に踏み入れる気力も体力も勇気も持ち合わせていないのです。戻って来れなくなってる人、何人かいるでしょう？（それはそれで楽しい世界なのかもしれないが）
正直に白状すると、今でもたまにHHKBの深いストロークに疲れてしまうこともあります。そんなときはiMacに付属していたApple Magic Keyboardを使って気を紛らわせています。
ただ、これは本当にごく稀であって、大抵は最初に書いたように「このキーボードを使いたいからわざわざ長文の記事を書く」まであるんですよ。
この記事だってもちろんHHKBを使って書かれているけれども、この気持ちのいいキーボードだからこそスムーズに筆（キーボード）が進んでいるのだと思います。
というように、半信半疑だったHHKBを使い始めて3年が経った結果、確かにそれは魅力的なキーボードで、一度使ったら手放せなくなるものでした。
おそらく3年間毎日使っているから、だいたい1日あたり30円ですよ。これからもっと使えばもっと安くなる（？）し、こんなの実質無料なんだから気になってる人がいたらさっさと買っちゃえばいいと思います。
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