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あまったiPadは目覚ましとして使う

クレイジータクシーというゲームが好きだ。

道端で待っている客を拾って目的地まで送り届けるだけのゲームなのだけれど、できるだけ早く送り届けるために、街中を猛スピードで爆走してもいいし、ドリフトしまくってもいい。走っている車にぶつかって横転させてしまうこともあれば、屋台に激突して吹っ飛ばすこともある。もちろん客からは文句を言われるが、そんなことお構いなしだ。

もともとはドリームキャストのソフトとして登場したゲームだが、僕が中学生の頃にバージョンアップしてPS2に移植された。当時は取り憑かれたかのようにこのゲームばかりやっていた気がする。

さらに、いつかは忘れたけれど、そのPS2版がiOSに移植された。それからというもの、暇さえあればクレイジータクシー、気分転換にクレイジータクシー、やるべきタスクはいっぱいあるのにクレイジータクシー、といった具合に再び取り憑かれていた時期があった。クレイジーなのは僕の方だ。

今ではそんなに取り憑かれていないが、3か月に1回くらい、無性にプレイしたくなることがある。

でもこのアプリ、既に配信停止している上に、32ビット版、なんだよね。。。

2017年のiOS 11アップデートでは、32ビットアプリのサポートが打ち切られ、64ビットに一本化されてしまった。時代の流れだから仕方がないのだけれど、これまで普通に使えていたアプリが使えなくなるというのも、無慈悲なもの。

だから、古いiPad AirをiOS 10のままで残すことにした。クレイジータクシーはインストール済だから配信停止の影響はないし、32ビットアプリも普通に動く。いつまでこの環境を維持できるかわからないが、少なくともiPad本体が壊れなければ大丈夫なはず。

とはいえ、年に数えるほどしかやらないゲームのために、iPadを売らずに取っておくというのも、ある意味もったいない話なんだよね。

そう思って、このiPad Airくんには別のミッションも与えることにした。それは、ベッド専用タブレットとしての役割。寝る前にネットサーフィンしたりとか、Netflixを観て夜更かししたりとか、ぐーたら生活専用のタブレット。

実際にやってみると、これがすごくいい。

面倒臭がり屋な僕は、普段外に持ち出すiPad Proをわざわざカバンから取り出して、一晩家の中で使って、翌日家を出るときにまたカバンに戻すという作業の繰り返しにうんざりしてしまう。もう持って行かなくていいや、家に置いておこう、という具合。だから家専用と、持ち運び用と、タブレットも2台あると便利なのだ。

この「家専用タブレット」こと「iPad Air」はベッドに放置されているわけで、試しに目覚ましとして使ってみると、これまたよかった。

どうよかったかは言語化するのが面倒になってきたので書かないけれど(こういうユルさがブログと違っていいと思っている)、古いiPadを目覚まし時計として使い始めて、もう3年くらいかな。音量も大きくて満足。

もう寝る。

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