ハリケンジャー16話感想

 冒頭、シノビニウムが取られて意気消沈のハリケンジャーとオボロさん。ゴウライジャーの必死さに危機感を覚えます。

 レッドはゴウライジャーに負けた事が悔しい。二人も悔しい。視聴者だって悔しい。

 そんなゴウライジャーはタウザントに呼び出される。持っていた情報を知られてしまう。まあ、いずれジャカンジャも倒す気なんだから知られてもいいのか。

 記録装置の勇者が勇者を倒すときは何だと思うかと問うタウザント。弟者はハリケンジャーを倒す時に決まっていると言う。弟者は本当に誰相手でも向かって行くから狂犬だ。

 そうしてハリケンジャーを倒しに行くゴウライジャー。そこにチュウズーボが現れる。タウザントの命令で手伝いに来たと。

 要は監視だろと言う兄者。最強の忍びと言う言葉も聞き飽きたと言う弟者。最強詐欺は東映の天丼だから仕方ないね。

 必死に頼み込むチュウズーボ。折れるが釘を刺すゴウライジャー。そして、チュウズーボは不敵に笑うのだった。なんだかんだ腹芸できる辺り忍者だなあ。

 そうして今週の最強怪人が出撃。人を強制的に笑わせたり、泣かせたりするガスで人々を苦しめる。眠るとか食事もできなくなって、衰弱していくと。ボーゾックみたいな見た目の割に洒落にならないタイプ。

 しかし、オボロは怪人がマイナスのエネルギーを吸収するわけでもなく、何か怪人の狙いが見えないと不気味がる。

 そこにゴウライジャーが現れ、見ていた子供さんがカッコいいと近づいて行ってしまう。子供さん、この状況でカッコいいとか言い出すの、馬鹿か天才のどっちかでしょ。

 ハリケンジャーが駆け付けて戦闘開始。

 弟者に近づいた子供さん。案の定弟者に振り払われる。弟者、上にも下にも狂犬で一貫性は有るな。

 尚、子供さんは懲りずにゴウライジャーを追いかける。やっぱり馬鹿か天才のどっちかですよ。

 一方のハリケンジャー。怪人の術に翻弄される。そこにゴウライジャーが参戦。

 ゴウライジャーは、お前ら今までは倒す必要なかったけど、今は何としても倒さねばならなくなったと言う。

 鬼気迫る迫力のゴウライジャーに押されるハリケンジャー。怪人も加わりピンチ。後半へ。

 怪人に追い込まれるハリケンジャー。逃げられないなら逃げないと言うレッド。今回は敵も明確にハリケンジャーを倒すのが目的だから、逃げる事は無いんですね。

 挑発に釣られる怪人。ハリケンジャーは霧なら風で晴らすとトリプルハリケーンとか言う新技を出してくるが、そもそも疾風流って風の入った名前だし風技を出してくるのはらしさが有る。

 一転攻勢をかけ、ハリケンジャーは怪人を撃破。案の定、弟者が煽り入れてくるから吹く。

 巨大化した怪人との第2ラウンド。ゴウライジャーも乱入。そこで記録装置が起動。兄者はその予言に動揺する。

 タウザントは、お見通しだった様。ラスボスだから何か凄い力が有る。いや、一話で地球忍者壊滅させてるから実際凄く強いんだけど。

 タウザントにキレる兄者。弟者は訳が分からない。

 ハリケンジャー旋風神をハリーアップさせる。回転には回転とホイールクラッシュで対抗し、ハリーダウンからのソードスラッシャーで〆。

 兄者は覚悟を決めたようで、とにかく旋風神を倒す事に。

 ぶつかり合う二体のロボ。子供さんのどっちが勝つの~?って、キン肉マンのゴールドマンとシルバーマンの子供を思い出した。

 そこにチュウズーボがやられた怪人の殻を使って術を発動。ハリケンジャーとゴウライジャー、それに子供さん達も巻き込まれて他の場所に飛ばされてしまう。子供さん弟は自業自得感有るけど、お姉ちゃんは純然たる被害者で可哀そう。

 オボロさんと館長は貯めたエネルギーは、この術の為だったと気づくが時すでに遅し。

 見知らぬ島に飛ばされたハリケンジャー。ゴウライジャーと遭遇。兄者は何か勝手に納得しているが、視聴者にも説明して欲しい。16話終わり。

 今回は次回への布石って感じですね。戦隊で続く回は重要な回が多いですから楽しみです。

 ゴウライジャーは子供の頃はカッコいいと思ってたんですが、改めて見直すとかなりのクソコテですね。

 弟者は狂犬だし、兄者は喋ってくれないから何考えてんだかよく分からない。

 自分ら以外はどうなろうが構わないって思想も今になってみると、子供だなあと。いや、まあ、ハリケンジャーと大差無いだろうから実際子供なんだろうけど。兄者でも多分20台前半とかだろうし。

 そして敵側だとチュウズーボ。ゴウライジャーに対してあれだけツンケンしていても、任務の為に腹芸こなせる辺りの忍者感は好きですね。部下との絡み会いは体育会系っぽさも感じる。

 チュウズーボとサーガインは、体育会系とオタクだから反りあい悪いのかな?次回に期待。

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