∀ガンダム8話感想

 冒頭、帰ってきたソシエ。ソシエは軍人になって、ヒートアップしていく。それに当たられるキエルは割り食って可愛そう。

 グエンはロランに過激派を抑えろと指示を出す。グエンからロランへの感情がデカい。

 ソシエはロランに自分の気持ちは分からないと当たる。テンションの上下が激しくて躁鬱みたいです。

 行く先でムーンレイスと地球人の争いに出くわす。

 地球人には先祖代々の土地。それも道理であると言うムーンレイスが軍人に抗議する。軍の関係者ではない、ムーンレイスにスポットが当たるのは初ですね。

 止めに入るロラン。モビルリブを引き離す絵面はシュール。

 そこにフランもやってきて、写真を撮る。地球人達からムーンレイスの横暴を記事にしてくれと頼まれます。

 キースも来て全員集合。民間のムーンレイスは配給の滞りを抗議する。女房はストレスで倒れ、赤ん坊もいると。ムーンレイスもグダグダだ。何故こんな状態で入植を強行したんだ。

 キースとフランは、ムーンレイスの民間人からミルクが手に入らないかと頼まれる。ソシエは自業自得と言う。まあ、ソシエからすればそうだろうが、民間人は都合の良い話ばかり聞かされたんだろうなとも思います。現実の移民問題とかでも有りますし。

 ソシエに怪しまれる3人。ムーンレイスのスパイじゃないかと言われる。ドンピシャだあ。

 場面はムーンレイスの軍隊に。ポゥ達は暗殺事件の詳細を知らないらしい。どこにスパイが居るかも分からないから、ディアナの側近以外は知らないか。

 ロラン一行は、ムーンレイスのおじさんと共にミルク探しに。後半へ。

 廃棄された村で家畜探し。フランとソシエは一緒に豚を積み込む。そこに親豚が襲撃。ロボアニメで豚に襲撃されるとは思わなかった。

 村はディアナカウンターの空襲で廃棄された様。おじさんは、軍の言う事を鵜呑みにはできないが、生きていかねばならないと言う。

 そこで牛を発見。しかし、肝心な運び方を考えてない。ロランはホワイトドールを取りに。

 襲撃してきた豚をホワイトドールで捕獲。MSが戦い以外に使われるのはシュールだ。

 帰り道、ポゥに襲撃をかけられる。何かの作戦かと考えたポゥはトラックを襲う。

 そこにハリーが現れ仲裁に。ポゥは撤退。おじさんはハリーに家畜飼育の許可を頼む。ハリーは帰還民への補償の進言を約束する。ロランが女のフリするの吹く。

 ホワイトドールの胸部分に家畜積むのシュールだ。

 そこに地球人達が現れ、何処から盗んできたと怒る。盗んだのではないと抗議するが、そもそもムーンレイスが空襲したから村に住めなくなったのではないかと言う。

 ヘイトスピーチに抗議するロラン。月の味方をするのかと怒る地球人。

 耐えきれなくなったロランは、自分がムーンレイスだと告白する。月でも地球でも人の命を大切にしない人と戦うと宣言する。グエンもキースも言ったけど、良いやつ過ぎるんだなあ。

 フランが撮った写真と共にロランの宣言は新聞に。

 ラストはソシエに嘘つきとロランが張り倒される。8話終わり。

 シュールで牧歌的な雰囲気から、ラストで一気にシリアスになりました。

 ターンエーガンダムが全体的にテンションの上下が激しく、こっちの感情が付いて来ない所も有ります。見ていて飽きないんですけどね。

 ムーンレイス側もかなりグダついていて、何でここまで地球への入植を急いだのか気になります。

 前にSEEDを見返した時にも感じたんですが、最近の時勢だとヘイトスピーチに嫌なリアリティを感じてしまいます。

 ロランは今までイマイチキャラを掴みきれないなあと思ってましたが、今回でハッキリしたなと思います。

 キースとグエンが、同じ結論に辿りついてるのも味わいが有りますね。次回も楽しみです。

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