ゴーカイジャー１４話感想

　冒頭、居眠りするゴーカイジャー一行。鳥が変な夢を見て、占い。交通安全に気を付けるぞよと。戦う交通安全って改めてよく分からんな。

　先週の怪人からの報告に猿顔の一般市民が。インサーンが一目惚れ。レッドレーサーは、宇宙人からモテますね。

　そこに今週の怪人ジェラシットが。ジェラシットは昔からインサーンと知り合いで、惚れている様子。回想で二人が学生服着ているの、カーレンジャーの味がする。

　猿顔の一般市民を捕まえてきてくれと言う。なんか釈然としないが了解するジェラシット。

　その猿顔の一般市民は、子供たち相手に紙芝居で交通安全を訴えている。相手にされてませんが。そこにジェラシットが襲撃。

　戦闘員たちが襲い掛かるが、しっかりといなしていく。やっぱりレジェンドなんだなって。

　一方ゴーカイジャー交通安全を守りながら、占いの調査に。マーベラスの手のあげ方が、投降する時のやり方で吹く。

　追われる猿顔の一般市民を見つけるゴーカイジャー一行。ザンギャックとの戦闘に。

　戦闘員を倒され怒るジェラシットは、「暴力を止めなきゃ暴力するぞ」と言い出す。カーレンジャー味が濃くなってきた。

　真剣白刃取りに失敗したジェラシットは一時撤退。インサーンは根性ない男とつれない態度。

　戦闘が終わったゴーカイジャー一行に、コーヒー牛乳を渡す猿顔の一般市民。自分はレッドレーサーだったと明かす。配信で丁度VRVマスター出てきたからタイムリー。

　早速カーレンジャーの力を教えてというハカセ。レッドレーサーは教えてもいいが、その代わり一緒に劇団をやってくれと言う。子供たちに交通安全を啓もうしたいが、一人では限界を感じていると。まあ、戦えなくても世の中の役に立とうとするのはヒーロー感有って良いんじゃないですかね。

　脚本、演出、主演は自分で、君たちは五色の信号機だと。ゴーカイジャー一行は去って行きます。仕方ないね。

　大いなる力はいらないのかと問うレッドレーサー。いるけど、他のカーレンジャーから貰いますとの事。他のカーレンジャーも大概ヤバいから、リーダーのレッドレーサーから貰うのが一番丸い気がする。

　インサーンがレッドレーサーに惚れているのに気付いたジェラシット。自分が利用されていた事にも気付いてしまいます。後半へ。

　逃げるゴーカイジャー一行。ハカセがレッドレーサーに捕まってしまう。そこにジェラシットが襲撃。

　ジェラシットは炎のジェラシーパワーで襲い掛かってくる。そこにインサーンが。生け捕りにしろと言ったはず、何故倒そうとしているのかと問うインサーン。

　ジェラシットは自らのジェラシーパワーがそいつを倒せと言っている。そこをどけと言うが、インサーンは退かない。

　自らの気持ちを知りながら利用したインサーンに対し、可愛さ余って憎さ千倍になるジェラシット。インサーンごとレッドレーサーに攻撃します。敵組織の仲間割れというのは何度か有りますが、一番くだらない理由での仲間割れかもしれない。

　一連の状況に取り残されるハカセ。合流する仲間達。マーベラスの「なんだこりゃ」は視聴者もそう思ってる。

　ゴーカイジャー一行はインサーンに、お前らボケっと見学してないで早く助けなさいと言われる。言われた時の「あっ、はい」って感じがかなりカーレンジャー味がする。

　ジェラシットとの闘いが始まる。炎のジェラシーパワーで猛攻を仕掛けてくる。ゴーカイジャーは対抗して、これでしょとターボレンジャーに。しかし、それじゃないとレッドレーサーに突っ込まれる。車戦隊は人気モチーフですからね。ターボ、カーレン、ゴーオン、キラメイと４回モチーフになっています。（場合によってはボウケンもカウントされて５回とも）

　改めてカーレンジャーにゴーカイチェンジ。やっぱりOPが流れるのが良い。これ、毎回言ってる気がする。

　スケボー、一輪車、インラインスケート、自転車に乗って、クルマジックアタック。これも十分インパクトが有る絵面なんだけど、カーレンジャー本編はもっと凄い絵面を出してくるのが凄いと思う。

　インサーンが強引にレッドレーサーに迫る。しかし、こういうのはチーキュでは男からだと言って躱す。断り方がスムーズになってるの、ゾンネットの経験が活きてるなあ。

　なんかワチャワチャしてるインサーン達とゴーカイジャーを見る殿下。「何やってんだあいつら」って視聴者もそう思ってる。終わらせてやると、ジェラシットに巨大化光線を打ち込む。

　倒してもいないのに巨大化した事に困惑するゴーカイジャー一行。巨大化しても自分の事をと、ジェラシットに好意を持つインサーン。

　それをチャンスと見たレッドレーサーは、ジェラシットに恋のアドバイス。ジェラシットは、そのアドバイスに従いインサーンに求愛。インサーンもOK。何かよく分からないけど、上手くいきそうだしいっか。

　と思ったら上手くいった事で嬉しくなったジェラシットが暴れだした。やっぱ駄目だ。

　ゴーカイオーで迎え撃つ。ゴーカイ激走斬りからの、シンケンゴーカイオーで勝ち。爆散せずに、ザンギャック艦隊に打ち返されました。

　インサーンは、こんな簡単にやられるなんて根性がないと振られてしまう。粗大ごみに捨てておいて等とも。確かこいつ再登場するんだよなあ。

　力をもらうため、五色の信号になるゴーカイジャー一行。子供たちの反応は冷淡。やけくそ気味にカーレンジャーの口上を決める。

　すると子供達も乗ってきて、カーレンジャーの大いなる力を手に入れる。鳥に役に立たない大いなる力も有ると言われ、〆。１４話終わり。

　カーレンジャーのレジェンド回でした。だいぶカオスなんですけど、本編よりはマイルド。

　レッドレーサーが劇を通じて交通安全を伝えると言うのは、カーレンジャー本編を通じて交通安全を伝えていたのを考えると面白い。

　鳥は役に立たないと言ったカーレンジャーの大いなる力ですが、人々を笑わせる力だとすればそれも悪くはない気がします。

　ジェラシットは確か又出て来るんですよね。何か他でもちょいちょい出てたりと、結構人気有るんですよね。

　次回はバスコが登場します。ジョー、ルカ、アイムと掘り下げて、再びマーベラスのターンですね。次回も期待。