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④天の地上投影~神社を結んでできる図形

地理院地図にプロットした名神大社や一之宮などの有力な古社を描く図形別に以下に分類する。(重複する神社もある。)
①黄金三角形の頂点となる神社
②星座・星宿を構成する神社
③朱雀の図形を構成する神社
④玄武の図形を構成する神社
⑤立体的な亀の甲羅の天頂となる神社

黄金三角形の頂点となる神社(位置を決める基準線)
星座・星宿を構成する神社(オリオン座・北斗七星・南斗六星など)
朱雀の図を構成する神社(大鳥大社を中心に、籠神社を頭として中心線を描く)
玄武の図と立体的な亀の甲羅の天頂となる神社

天を地上投影するために、地上には神社が配置された。
天を地上に対応させる『分野説』の実践である。
東国には北天の星座と北方の守護『玄武』の図を重ね合わせ
また黄道の星座である二十八宿を南方の守護『朱雀』の図に重ね合わすことを試みたのではないだろうか。
古代の国家神道は壮大なプロジェクトだった。

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