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はじめての人にもわかるように伝えなければ、伝わっていないのと同じなのかもしれない

新しいことをはじめようとする時は誰もが初心者
だからこそ、私たちははじめての人にでも伝わるような伝え方をしなければならない

よし、何かつくってみよう

はじめてのDIYで棚や箱物というのは比較的作りやすい題材かもしれません
ホームセンターさんで開催されるワークショップでもプランターなどが題材になっていることもよくあります
ワークショップでは道具の使い方も教えてもらえるので、道具の使い方、選び方、何から揃えていいかわからないという場合はそういうワークショップに参加したりすると良いかもしれません
しかし、誰もがワークショップに行ける環境にあるとは限りません
お店に行ってたくさんある中から、自分自身で選ぶという方法をとる場合もあると思います

インパクトビットで穴があかない

これは実際に時々あるお問い合わせです
「インパクトドライバにインパクトビットをセットして穴あけをしようと思ったら穴があかないんだけど」

その時、頭の中では
スターエムの主力製品ともいえるインパクトビットで穴があかないなんて、これは一体どういうことだ?なぜだ?
一本一本、振れていないかを確認し、刃付けを行い、検査をしているのになぜそんなことが起こるのだ?という言葉が駆け巡ります
万が一ということもあるかもとちょっと焦ったりもします

そんなことを考えながら電話で詳細をお聞きしていると、どうやらその方ははじめて電動工具を使われるとのこと
そこでまず、インパクトドライバの正転逆転スイッチの状態を確認させていただきます
「インパクトドライバを手に取って構えた時に、スイッチは右と左のどちらに飛び出ていますか」

「右です」

スイッチが右側に出ているということは、逆転になっているということです
木工ドリルの穴あけは必ず正転で行います
逆転になっていては錐は入っていきません
それどころか、あかないからといってそのまま逆転で回し続けると焼けてしまったりして切れなくなってしまうこともあります

これが正転の状態

そのご説明をさせていただき、正転でお使いいただくと穴あけができました

細かなことも伝えていく

はじめて電動工具をお使いになられる場合は、こういったことも起こりうるということを想定して、多くの方にDIYをお楽しみいただけるように情報発信をしていかなければいけないなと改めて思います
はじめての人でもわかりやすい言葉で説明を