プレイリスト|2023.11
ファジーネーブル - Conton Candy
気になってたけど聴くタイミングを失って聴けなかった曲のひとつ。(と言いつつ流行りに乗りたくなかっただけ)
曲を再生して「イントロ無しの曲か〜」と思った次の瞬間エレキギターの音色が聴こえてこれはハマると確信した。セカオワのROBO以来の衝撃だった。そういう曲は大抵思い入れ深い曲に入ったりする。するだけ、ね。
♪ファジーネーブルの匂いで~のあとに来るエレキの音がback numberの『003』の前奏に似てる。
聴き比べとしてぜひ。
朝焼けと熱帯魚 - ぼくのりりっくのぼうよみ
この曲もぼくりり(ぼくのりりっくのぼうよみの略称)もいつかのテレビで見て知ってたんだけれど、聴き始めた当時は特にハマった曲は無くて、久しぶりに聴いてみたら自分の心に寄り添ってくれるメロディーと歌詞が相まって繰り返し聴いてた。
苦しいだけの至福が襲い来る
緑色の夏がおわって
あなたはいなくなった さよなら
移ろいゆく記憶が癒していく
隣にやっと秋がめぐって
あなたは綺麗に消えた さよなら
横顔から零れてる
愛にみえる何か
掬いあげずに おわり
横顔から零れてた
愛にみえた何か
乾いて朝に 消えた
この歌詞の対比がすごく好き。
この曲に限らず、ぼくりりさんの歌詞は歌詞が綺麗だとセカオワのボーカルのFukaseさんが仰ってたとテレビで放送されてて、私もそれで興味をそそられて聴いてみたんだけれど、確かに、上手く言葉には出来ないけど綺麗だなあって思う。ほかの歌手とは違う言葉選びが天才だと思う。
求めるだけで 欲しいものが手に入るなら
あなたの声で 満たしてほしかったなあ
私は特に、この引用歌詞が好き。
全部ではないんですがりりっく歌詞?も公開されていて、それもすごい好きなので、よければ見てみてください。
藍二乗 - ヨルシカ
月イチで何も響いてこない時期があって、でもヨルシカならなんとなくハマりそうで聴いていたらこの曲がすっと心の穴を埋めてくれるように私を落ち着かせてくれた。
個人的に、この曲は思い出深いものがあって日常生活では聴きたくないと思ってる。ふと思い出した時に聴いてる。思い出深い曲ってそういうものだって、久しぶりに聴いて、その時の感情や風景が蘇ってきて、その景色はいつまでもどんな時であっても綺麗だって言いたい。
青い春 - back number
個人的に『聖者の行進』と同じ類の曲だと思ってて、苦しんでる私をそっと救ってくれるような曲。
踊りながら
羽ばたく為のステージで 這いつくばっていても
踊らされてるのも 随分前から分かっていて
それでも それでも
また踊りながら 必死で生きているんだ 理想の未来なんて
用意されていない でもその中で願っているのさ
ああ光を 光を
まぁいいやが増えたのは 大人になったからじゃなく
きっと空気の中に変なものを
俺らが考え過ぎんのを よしとしない誰かさん達が
混ぜて垂れ流しているんだろう
夢をみては打ちひしがれて
立ち上がってはまた憧れてさまよって
自分を知った気になって
また分からなくなるそんな
青い春と言う名のダンスを
青い春というと青春を思い浮かべるけど、岐路に立って悩む事さえ「青い春」というのは依与吏さんの感性だなあって思う。素敵です。
Calc. - ジミーサムP
私には珍しいボカロ曲。それもそのはず、この曲はある人が好きだと言っていたことをふと思い出してその人らしいなぁと思ってずっと聴いてた。
調べるとYouTubeに掲載されているものと音楽アプリにあるものと編曲が違うんだけれど、私はYouTubeの方が好きなのでそっちを載せます。
この曲に関しては本当に全部好きなので、あえて引用はしないです。
Overdose - なとり
この曲は確かシャッフルで流れてきて、その日の気分に合っていたから繰り返し聴いていたように思う。
Mステか何かの音楽番組で街中インタビューをしてて、この曲を挙げていた人が居て「好きな人と一緒になりたいけどなれないもどかしさを歌ってくれている」みたいなことを聞いて「そんな歌だっけ?」って思わずツッコんでしまったけど、個人的には創作に対する気持ちを代弁しているような気がする。
弾いて、描いて きっと、それだけ
つまらないな、正解の読み合わせ
あとちょっとで分かりかけていたのに
飲んで、吐いて 全部忘れちゃえ
水をまとった本心と鏡合わせ
見つめ、会えたら
きっと、溜まっていくんだ ずっと
終わってしまえばいいと、ふっと
傷んで腐っていく、あの甘い果実のように 僕ら、壊れていく
だから踊って、眠って 全部忘れちゃえ
嘘を被ったあなたと隣り合わせ
見つめ、会えたら
創作に分類される、歌や小説、イラスト。そういうものは自分の中にしか眠ってなくて、言語化したり目に見える形にすることってすごく、すごく苦労する。こんなことするくらいなら他のことやろうよって。でもそれを自分自身が許してくれない。これを言葉に、形にしたらきっと他でもない自分自身が救われるって解っているから。ある種の自慰行為。形に出来たあの快感ともいえぬ感覚が、私達を癖にして離れなくしていく。そんなことを、この歌詞は表しているように思う。
snow jam - Rin音
映画『キャラクター』の主題歌『Character』で歌ってたRin音さん。歌っていたのはずっと真夜中でもいいのに。のACAねさんとYaffleさんもいたけど、Rin音さんのラップパートがかっこよくて興味惹かれて聴いてみたのがRin音さんを知ったきっかけ。でもどうやってこの曲を知ったかは覚えてない。たまたまこの曲を思い出して聴いた時に本当に懐かしかったから、それからずっと聴いてる。
皆は携帯片手に愛を奏でてる
現代的LOVER ネオネットヤンキー
この曲を初めて聴いた時、この引用歌詞に驚いた。
今日はうまくトーストも焼けたしさ
靴紐左から結んだしさ
家の鍵もきちんと閉めたんだ
こたつを消したかは不安だけど
聴いた当初はよく分からなかったけど、聴いていくうちにこの歌詞の意味が分かってきたというか。
個人的な解釈だけど、
今日はうまくトーストも焼けたしさ
→自分たちの愛は焦げていない
靴紐左から結んだしさ
→左靴紐がほどけるスピリチュアルな意味は「好きな人から告白される」=結ぶということは自ら好きな人に告白するぞという、次の歌詞にある「家の鍵もきちんと閉めたんだ」に繋がる
家の鍵もきちんと閉めたんだ
→鍵を閉めたはドアを想像させる=自分自身の決意を固めた=好きな人以外、自分たちのテリトリーは入れさせないぞという意思
こたつを消したかは不安だけど
→好きな子を思う気持ち(恋は熱い=こたつの火 に例えた)は冷めてないはずだけど
という風に考えてる。書こうとした時にトーストの解釈考えてなかったって思って少し考えたけど、割と合ってると思う。…たぶん。(他に比べてあまり自信ない)
街は気づけば光で満ちてるし
いつもより少し人で混んでるし
って思ってみた鏡の中の自分なら
変わらないああバカみたいだな
この歌詞で主人公は街を歩いていることが分かるんだけれど、好きな子との待ち合わせをするとか、今から会うっていう直接的な言葉を使ってないから、それがすごいなあって思う。
乙女解剖 feat. 初音ミク - DECO*27
私が作ったプレイリストのひとつに「カラオケ」というものがあって、それは文字通りカラオケで歌いたい曲を歌手問わず入れてる。カラオケプレイリストを再生していた時、ふと送別会の二次会で先輩が歌っていたことを思い出して、聴いてみたら…という感じ。
「それ毎回歌ってるよね」
「だって歌いやすいんだもん」
そう先輩方が会話してるところが思い浮かぶ。あの瞬間に戻りたいって思ってることは、また別の記事で。
昔からボカロ曲は苦手意識があって聴いてこなくて、その理由と一つである、歌ってるのは機械だから音程取りづらいなぁと思ってたんだけど、繰り返し聴いてたら案外歌えることを知った。
それともうひとつ、MVに出てくる女の子がすごい既視感あるなって思ったら、ある登場人物に似ててすごいなぁって思った。これもまた別の記事で。
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