プレイリスト｜2024.03

僕から君へ - Galileo Galilei

Galileo Galileiさんは映画『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の主題歌を担当されていて、それきっかけで知った歌手。初めて聴いた時、BUMPのボーカルさんに声が似ていたから「BUMPがこんな曲歌うんだ…！」って驚いたんだけれど、Galileo Galileiさんでした。こういう、温かみのある歌声好きです。

いつかは忘れたけど、映画でガリレオさん（英語表記がめんどうなので略します）を知って曲を聴きたいって思ったけど何を聞けばいいか分からないから曲名で選んでこの曲にハマった気がする。だから本当はもう少し前にハマったんだけれど、三月というのもあって改めてハマったように思う。

お蔵入りになった企画なんだけれど、三年生時にイラスト動画を作ろうと思っていて。何か残る物を作りたいと思っていたんだけれど、下手だし曲勝手に使っていいか分からないしで結局やらず仕舞。その時に使用する曲として挙げていたもののひとつ。イラスト動画は諦めたわけじゃないけど、また別の形で形に見えるようにしたいなあと思う。

青い栞 - Galileo Galilei

この前、YouTube見ていたらオススメでこの曲のTHE FIRST TAKEがオススメであがってきて、見た時に映画あの花に使われてた曲だということを知った。歌手を知らなかったから、曲が流れてもあまり気してなかったのかもしれない。また見直したい。

何ページもついやして　綴られた僕らの気分
どうしてか一行の　空白を埋められない

海を見渡す坂をかけのぼって　こわいくらいに青い空と
右手にサイダー　左手はずっと君をさがしている

まだ二人はすぐそこにいるだろう「そうだ、空白を埋める言葉は」
いや、まだ言わないでおこう

曲中の歌詞を引用したのだけれど、この歌詞たちの表現が本当に好き。一つ目の引用歌詞は小説を書く身として、本当に共感しかないので、聴く度に分かるとなってる。加えて三つ目の引用歌詞の「空白を埋める言葉」の謎を解きたい。

あまり音楽と小説を比べたらいけないんだろうけど、この曲を聴いていると一冊の青春小説を読んでいるような、ジャンル(？)で言えばボーイミーツガールのような。そういう作品が私は好きだから、自然とこういう曲に惹かれてしまう。もしガリレオさんの曲で、青い栞のような曲があるなら、ぜひ教えてください。

青春なんていらないわ - 三月のパンタシア

『三月がずっと続けばいい』で三月のパンタシアさんを知ったけど、『三月がずっと続けばいい』しか知らなくて、きっかけは忘れたけど何か曲を発掘しようとして一回だけこの曲のMVを見た気がする。大体そういう時は曲を聴いて終わるんだけれど、何かふとした時に曲のメロディーが頭の中で巡り出して、聴きたいなってなって実際に聴いてハマるパターン。今回はそれでした。

私が聴く歌手たちが自分たちで作詞する人たちなので、パンタシアさんもその類かと思ったら提供？された曲を歌う歌手らしく、この曲の作詞・作曲・編曲がn-bunaさんだって知った時は驚いた。誰かが彼は夏に構成されているみたいなことを言っていたけれど、本当にそれ。同じ夏なのにヨルシカとはまた違う雰囲気の歌詞で、ただただすごい。

もう正解なんていらないわ
ただ一つの言葉があればいい

どの歌詞も好きなんだけれど、最後の引用歌詞が特に好き。上手く言葉に出来ないけど、大切な人に言われた一つの言葉だけを抱えていけば、生きていけそうな気がする。それを『ただ一つの言葉があればいい』っていう一言で表現しているのがすごい。（さっきからすごいしか言ってない。ごめんなさい）

手の鳴る方へ - back number

私の中で自覚していることのひとつに独自の解釈で曲を聴くというものがあって、この曲がその中のひとつ。

一番は曲を聴いてもらった方がいいのだけれど、この曲は恋人との曲だと思ってる。好きな人が居て告白して成功したけど、好きな人（＝君）はまだ前の彼氏・彼女の事を忘れていない。でも今から僕が君の知らないところへ連れていくから手を取ろう、という曲。

なんだけど。

就活に悩んでいる時にこの曲をたまたま聴いて、学生時代の思い出や思っていたことと今から出る社会のことという風に解釈した。伝わるかな…。

君がまだ知らないどこかへ　今連れてゆくから手を取って
手荷物は少ないほうが　きっと楽しい

実は僕も君を　好きになるまでは
忘れられない人がいたのさ　だけど今は　もういいんだ
これから　君と笑ったり　泣いたりして　いけるなら
それでいいやと思えたのさ　それがいいと思えたのさ

僕の選んだ君は　ちゃんと一途に
あいつを想っているんだ　仕方ない
でも君と行きたいから

全部あてはまるんだけれど、特にって言うのを引用。社会は色んなことがあるから、笑ったり泣いたりして生きていくのかなあと思うとふたつめの引用歌詞が刺さったりしたり。大切な曲がまた増えました。

bugs - にしな

この曲も『青春なんていらないわ』同様、MVを見て終わって、思い出したから聴いたのがきっかけ。

個人的にこういうテーマが曖昧な曲ってその人だけの世界観が現れているというか、私自身はそういう風に解釈してて、無理に分かろうとしないというか。その人の世界観が垣間見れたっていうことで嬉しく(？)なってずっと聴いていたりする。

ゆらりゆらり
蔓延る偽善にダイブして
本音ごと晒そうよ
どーせみんなエゴイストだもん

引用歌詞が尖ってて、特に好き。

蘇州恋慕 - みきとP

Fukaseってあのセカオワの？と思った方、正解です。実は実在する人物でボーカロイドになるのは彼が初めてなんですよね。一ファンとして嬉しい。

ボーカロイドに苦手意識があったものの、実際の声を聞いているからどれもスッと違和感なく入ってくるというか。機械には疎いけど、どの声が本人に近いかというファンならではの聴き方ができて楽しい。

中学時代にセカオワに出会って、セカオワしか好きな歌手が当時は居なかったから、その延長線上？としてこの曲を聴いていた。この曲、というか何曲かあって自分が好きな曲を聴いていた。そのうちのひとつがこの曲。ほかを挙げるとするなら『誰も知らないハッピーエンド』『僕がモンスターになった日』『世界のはじまり』『私はあの子の2Pカラー』『少年と魔法のロボット』『独りんぼエンヴィー』『悩める少年脱げ少女』の7曲。個人的にセカオワだな～と思うのが『僕がモンスターになった日』、絵柄が好きだな～＆本人に一番近いな～と思うのが『誰も知らないハッピーエンド』。絵柄に関しては『私はあの子の2Pカラー』『世界のはじまり』『少年と魔法のロボット』も好き。気になる方はぜひ。『悩める少年脱げ少女』は少し過激なので、聴くのは自己責任ということで…。

当時、何が好きで聴いていたかと問われると分からないけど、作詞をしたみきとPさんの表現が好きだったのかもしれない。もしかしたらボーカロイドFukaseの声が好きだったのかもしれないけど。懐かしいなあと思って聴いてる。

シャルル - バルーン

ここから先の2曲に関しては繰り返しっていう訳じゃなくて、たまたま流れてきた時にハマって何度か聴いていたという感じ。

超個人的に、ボカロの態勢がないのでボカロに対して若干の苦手意識があって普段はあまり聴かないんだれど、歌い手さんが歌ってみた曲を聴くのは好きです。その中でも96猫さんのシャルルが一番好き。

個人的にこの曲は中学生時代の友達とカラオケ行ったときに、友達が歌ってて超歌上手かったから、みんなして驚いたのを覚えてる。あのあと私はミセスのWanteD! WanteD!を歌いました。多分。恥ずかしかった。

サラバ - SEKAI NO OWARI

何でだってこんな！　Ahよってたかってそんな！
でも何度だって悩まされるもんで

間に合わなくなって　全速力で駆けて
ため息ついてたけど

この歌詞の歌い方が好き。「全速力で駆けて」が本当に駆けているみたいでさすがなかじん！と思ってます。

サラバ　普通が苦痛だった日々
手を振ってみれば　ほら今はもう
私の隣には君がいて
失敗しながら一緒に歩いてる
サラバ　変わりゆく街並みを抜け
歩いてこう　遠回りで帰ろう

社会に出たらきっと理不尽なことで怒られたりすることが増える中、たまたま流れてきた『サラバ』みたいな曲で遠回りして帰りたいな、というのが小さな夢だったりする。

夜撫でるメノウ - Ayase

学生最後の日の夜。3月31日。お気に入りプレイリストを数日間聴き続けて偶然流れてきたこの曲。その時の心情や状況に寄り添ってくれるAyaseさんの声と歌詞が刺さりました。

終電はもうないよ
これからどうしようかなんて
迷い込みたいな二人で
終点なんてないの
明日のことなんてほら
今は考えないでよね

あの頃は子供だったねと
割り切るには
傷付きすぎたよね
思い出の中に溺れる前に
この場所でさよなら

いつもと違うテンポで笑う
君は今何を考えているの？

これで終わりだなんて
まだ信じられないけれど
元気でね

終電前のホーム
言葉が出てこないな
ここからはもう一人で
出逢わなければなんて
そんなの思っていないよ
だから笑って、笑ってよね

君に貰ったこの愛も
この手で触れた毎日も
あんまりにも美しいから
涙が溢れてしまうよ
これで終わりだねって
最後の言葉になるけど
ありがとね

刺さった歌詞を共有。

この曲ハマりそうだなと思ったら歌手名と曲名をメモするんだけれど、今回は曲名と歌手しか書いていなくて書き出すのに苦労した。来月(今月)はメモ程度でもいいから何にハマっているのか書くようにする。自分との約束。

まだ書いていない分の月間プレイリストを公開していないからあれなんだけれど、今年に入ってから特定の歌手の曲を聴かない。歌手問わず入れてるお気に入りプレイリストをずっと再生してるから、色んな歌手の曲がランクインしてる。一月の曲たちが好きすぎるので、早く公開したい。