カヤックでマングローブと戯れまくる〜八重山諸島ツアーその3

2日目は9時半からクーラ川のカヤックと滝ツアーに参加。
クーラとは「幸運を呼び込む」という意味があるそうです。
他の参加者は一人乗り、私と娘は2人乗りのカヤックで、まずはその辺りで練習。

あら、上手に漕げるではないですか。

それでは川上へ向けて出発です。

マングローブの群生。
マングローブというのは木の名前ではなく
「熱帯の海と川が繋がる汽水の干潟のような場所に生息する植物の総称」で、代表的な種類がヒルギ類。
国内で生息しているのはヤエヤマヒルギRhizophora mucronata、オヒルギBruguiera gymnorhiza、メヒルギKandelia obovataの3種類。

こんなに近くを通ります。

よそ見をしていると座礁します。

このボコボコと出ているのは呼吸根。地下では波縫いのように繋がっていているそうです。
汽水域とは淡水(川の水)と海水が混合している水域のことで、海の干満により川まで海水が入り込むことにより、塩分濃度が1日に2度変わる、生物的には過酷な環境ということになります。
ここで生存していくためのいろいろな技を身につけているのがこのマングローブや汽水域に住む魚たちです。

タコ足のような根っこは支柱根と言います。

タコさんウインナーのようなオヒルギの花。

もう完璧なジャングルの原住民気分です、ヤッホー。

こんなところもくぐれるように。
くぐる時は体を後ろに倒して仰向けにします。

30分ほど上流まで漕ぎ、カヤックでは行けないほど浅くなったところでボートを降ります。

これから川の中を歩いてさらに上流を目指します(シャワートレッキング)。

着いたところがクーラの滝。
思っていたよりも大きかった!

これから滝の横を登って滝の上まで行きます。

滝の上から滝壺を見下ろすとこんな感じ。

滝より上流は少し静かですね。

また滝の下にくだり、滝の前でマイナスイオンを浴びながらガイドさんが背負って来て下さったお弁当でランチタイム。

ランチが終わるとカヤックを置いた場所まで川下へ10分ほど歩いて行きます。途中ガイドさんが教えて下さった珍しい植物たち(名前は忘れましたが1枚目の写真は大きな大きな豆。1メートル位?)。

大きいゼンマイのような植物。

私たち以外の方々は1人乗りのカヤックなので1馬力、私たちは2馬力。
そこはさすがに速さが違うのか、下りはガイドさんを差し置いてぐんぐん進みます(笑)。

こんな狭い(低い)ところもわざわざ通れるほどに腕が上がりました。

そして川と海が出会う場所へ。
海から川への逆流と海風で船が押し戻されます。

カヤックを堪能したあとはいよいよ水牛です。


Mary

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