大神島〜八重干瀬〜池間島〜島唄ライブ

二日目の朝は島尻港から15,６分ほど船に乗り、宮古列島全体のエネルギーを司る島と言われる大神島へ渡ります。

事前に電話で予約しておいた地元のガイドさんが島の中から登場。
これから大神島のてっぺんまで色々と説明を受けながら歩いて登ります。

現在は21名しか住んでいない島の歴史や植生などを聞きながら、ゆっくりと登っていきます。
84歳のユタのおばあさんが明日から祭祀をするのにこの上り下りの大変な山に３日間こもられるとのこと。
今日が入山のラストチャンスでした。
パパイヤは果物（として食べるの）ではなく野菜だよ、というお話などを聞きながら山頂へ。
山頂は360度のパノラマ。

エメラルドグリーンの浅瀬にあるのが池間島に架かる池間大橋です。

山を降りて港の方に行く途中、カキカキスと言われる、誰かが並べた様な海岸も。

港の近くまで戻ると、島に一つしかないおぷゆう食堂で順番に待機させ、数名ずつゴルフ場のカートで島の端っこまで連れて行ってくれました。
島の北側にはノッチと呼ばれる奇岩がいっぱいあります。
台湾の野柳と一緒ですね。

1時間ちょっとのガイドでしたので、船の出発までにおぷゆう食堂でかき氷を食べ、島尻港に帰ります。

島尻港に戻ると、シュノーケリング前にまずは腹ごしらえ、と、池間大橋に近いすむばり食堂でたこ丼を食べます。
いや、もうお腹いっぱい。。。

昼食を済ませて、いざ、池間ブルーの海へ！
しっかりと干潮を狙ってやってまいりました。
いやっほ〜〜〜☆

海の向こうは大神島。

この海の色。。。

池間大橋。向こうが池間島です。

この海の色に会えただけで感動しきり。

さあ、これから池間島の沖25kmほどのところにある日本最大の珊瑚礁群、八重干瀬（ヤビジ）でシュノーケリングです。
クルーザーには私も含めて11名ほどのお客さん。そのうちお一人はダイビングのよう。

池間大橋をくぐって島の北側に行きます。
この日は外海は2.5mと船が上下にガンガン揺れますが、海を見ながらの風が気持ちいい。

どんどん海の色も変わってきます。

１回目のダイビングスポットに到着。
インストラクターさんについて海に潜ります。
浮力のあるウェットスーツを着ていたので正確には“浮かびます”かな？

海の中はお魚のパラダイス、まるで宝石のようでした。

しばし海中散歩を楽しんだ後、海の色が綺麗なところで、と海をバックに船上でグループごとにそれぞれ記念写真を撮っていただきました。

それからまた次のダイビングスポットへ。

今度は珊瑚礁と深いところの間を潜ります。
途中ウミガメにも３匹遭遇。
なんとまあラッキーなことです。

３時間ほどのツアーで港に上がると、シャワーは事務所にしかないので、浴びたい方数名だけ事務所までお連れしますとのこと。
海はアフターがちょっと難点。
海から上がると塩でベタベタですものね。
わざわざシャワーではなく簡易でいいという方々は2リットルのペットボトルに入った熱めのお湯をいただき、頭からかぶって塩を落とします。
この効果は抜群☆
あとはさっとタオルで拭いて髪だけはオイルを塗って、車の中で着替えました。

さあ、時間の関係で池間島の主にご挨拶せずに入島してしまいましたので、これから池間島の御嶽へご挨拶。
すると今日は年に一度地域の方々が御嶽に入れるお祝い、感謝の日でした。
そこで私たちもここに来られたことに感謝をしました。

それからだんだんと潮が満ちて来ている池間大橋を渡って宮古島に戻り、夕陽を見るために西平安名崎へ向かいます。
そう、朝陽に会うには東平安名崎、夕日は西平安名崎と決めていたのです。

東平安名崎の方岬の突端まで人道が整備されていましたが、ここ西はここまでしか入れないだろうなあ、という場所。
あそこが岬の端っこです。

こんな風にゴツゴツとしたところですが、先の方まで歩いていけるようでしたので、岬の突端まで木を掻き分け掻き分けしてたどり着いてしまいました。

池間大橋と池間島。

時間は17時前。
夕陽が水平線に沈むのは少しばかり早い時間でした。

そこでもう少し平良市内よりの夕陽スポット、砂山ビーチへ。
おお、ここはたくさんの観光客が夕陽を見るために訪れていました。
・・・しかし、ビーチからは太陽が水平線に沈むところが見られない角度にありました。
それから宮古島在住の友人の言う「あそこなら大丈夫」という場所へ急いで車を走らせます。
そこがトゥリバービーチのお隣。
公園としてもきちんと整備されており、野外コンサートなども開催される場所。
海岸際から夕陽を見ながら今日もありがとうと感謝することができました。

本日はイベントが盛りだくさんでしたが、最後のイベントは和おんさんの島唄ライブです。
今夜、金曜日は週に一度のバンド付きライブ開催の日ということで、ギターとドラムが加わります。
東京から移住して来たというご主人と、大神島出身の奥さん、そしてその娘さんも歌う、とっても面白くて心のこもった素敵なライブは1時間以上も続きました。

また宮古島を訪れる時はこのお店に、このご夫婦に会いに来ようと思います。

Mary