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「RAISE THE FLAG」から感じた三代目J SOUL BROTHERSの変化🌈

わたしの趣味:三代目J SOUL BROTHERSのライブに行くこと

かれこれ8年ほど彼らを応援してきて、毎回ライブに行っていたけれど
今年は楽しみにしていた10周年の記念すべきライブが中止になってしまい気持ちのやり場がなかったので、ちょうど1年前に行ったライブ”RAISE THE FLAG”に行って当時感じた事を綴ろうと思う🌈


ライブで感じたグループの変化

2019年に開催されたライブツアー”RAISE THE FLAG”に行った時、これまでのライブと違うと感じた部分がいくつかあった。

・映像が少ない(パフォーマンス中心)

あくまでも個人的な感想だけど、これまでのライブは『魅せるライブ』という印象が強くて、ライブ全体の世界観を前面に出している印象があった。

今回は出だしから映像が無くて、ライブ開始後すぐにメンバーが登場して1曲目のRAISE THE FLAGのパフォーマンスが始まった。
(これもあくまで個人的感想だけどLDHのライブはいつも登場前や曲間に長めの映像が流れることが多くて、映像+楽曲のパフォーマンスで1つのストーリーを表現しているイメージが強い!)

“RAISE THE FLAG=旗を掲げる”というテーマは確立されていたけれど、これまでのように映像などを用いて世界観やストーリーをきっちり固めて魅せる演出が少なかったように見えた。

彼らの楽曲の1つ1つを、今の7人ならこう表現する!と言わんばかりの彼らのパフォーマンスに終始魅せられた。

今回のステージ構成がセンターステージで360°あらゆる角度からパフォーマンスを楽しめたのも良かった。

・良い意味で力が抜けた、本質が見えるライブ

今回のライブでは、今までの三代目J SOUL BROTHERS から一皮剥けた、良い意味で力の抜けたライブだったと感じた。

ツアーの世界観はもちろん、7人で創り出すその一瞬一瞬の空間を大切にしているように感じた。
7人の強み、それぞれの楽曲や個人の魅せ方、魅せたいもの、ファンの反応、その全てのバランスがとれていた。

歌とダンスとパフォーマンス。彼らの活動の”本質”をまじまじと堪能できた幸せな時間だった。

※同ライブは2019年の4月〜12月まで行われ、シーズン毎にセットリスト、グッズ、衣装(メンバーの髪型も!)が変化していた。まさに毎公演ごとに変わるライブ!

改めて会場の盛り上がり方、ファンのニーズ、時代の変化、自分達が今置かれている立場、これからの活動…あらゆるものを考慮した上でドーム規模で長期間のライブを創ることの偉大さを感じました。

・個の力がグループの力に

グループでの活動と同じくらい“個人活動”を重視するようになったここ数年。
ボーカルの2人はそれぞれソロ活動を開始し、2018年にはそれぞれのソロツアーが開催された。
パフォーマーの5人はそれぞれ俳優、映画出演、海外進出、アパレル、ラップ、ゲーム、DIY、釣り、情報番組の司会…それぞれの単語からどのメンバーか連想できるほど、この数年で各個人がそれぞれ自分を磨いてきた。
その間ファンの間ではグループでの活動が見られない悲しさや待ち遠しく思う声が多くあったけれど、当時メンバー皆が口を揃えて話していたのは、「グループに持ち帰る」という言葉。

今回のライブでは個の力が織りなすグループとしての強さを目の当たりにした。

「RAINBOW」という楽曲がパフォーマンスされた時の演出でそれを特に感じた。

ダンスパフォーマンスは無く、曲中は7人が椅子に座り、モニターに各個人のこれまでの活躍の映像が流れて、1人1人にスポットライトが当たる演出。

それを見たとき、各々がそれぞれ違う分野で独りで闘っていたんだ。それぞれの輝きを見つける事が出来たんだと感じて込み上げるものがあった。

「10年前の自分たちは、7人で1色だったと思います。いろんな色が混じった虹色が俺たちだ、と言えるようになったのはこの数年。ひとりひとり個人が色濃く出始めて、それぞれのフィールドを持ったことでそういう表現の仕方が自然と生まれてきました。」

1つ1つの色が濃くなれば、7色が集結した時にその虹はますます綺麗になる。

あの時のRAINBOWのパフォーマンスはまさにその虹がかかる瞬間だったと思う。

わたしはこの瞬間を見届けることができて良かったと心の底から思った!

・安心感と信頼感

これを感じたのは12月のファンクラブ限定ライブに行った時。

長いMCやイントロクイズ、ファンを交えての大運動会!
これまでの三代目のイメージからは考えもしなかった企画満載で不思議な体験だった…!
(まさか推しのパン食い競争を見れるなんて思ってもみなかった…ありがとう…)

MCでメンバーが「実家みたい!」「アットホーム!」「決まった時間にご飯出てきそう!(←臣くん)」と口を揃えて言っていたくらいファンとメンバーの距離感が心地よく、会場は一体感と温かさで溢れていた。

ライブを鑑賞する私たちはもちろん、ゲームではしゃぎ笑い合うメンバーも終始リラックスしていて、見ていて嬉しかった。

メンバーの帰る場所がファンとの時間、ライブであるなら、ファンとしてこれほど嬉しいことはない!


最近の三代目の活動の路線を見て
(SCARLETやRat-tat-tatのPVなど)
“あの三代目”がこんなことしてるの?と驚いてしまうほどバラエティに富んだ作品に毎度驚かされる。



良い意味で振り切ってて、のびのびとしていて
今までの築き上げてきた三代目J SOUL BROTHERS というブランド、イメージを自分達から壊していっている気がした。

今回のファンクラブ限定ライブもそうだと思った。
グループとして初の試み。「ファンの皆んなが喜んでくれたら」という思いで様々な企画を用意してくれた彼らに信頼感しかなかった。

ライブ中メンバーが「この企画どうだった?」「楽しかった?」「大丈夫だった?(心配そうなのが愛おしい)」と何度も確認していた。

普段のライブでは出来ないであろう、反応を直接確認するという作業をこの時は何度もしていて、

私たちも彼らに信頼してもらえてるんだな〜と勝手に感じて嬉しかった。


岩ちゃんが同ライブのドキュメンタリー映像でこんなことを言っていた。

「デビュー当時から応援してくれてるファンの皆さんもきっといろんな環境が変わってきたと思う、今の自分達は熱狂や人気者のカテゴリーから変わっていくフェーズにいる」

レコード大賞受賞や紅白出場、ドーム規模のツアーを行うたびに更新された動員記録。

行けるところまで高みを目指してきた彼らの次のフェーズはどこなんだろう?考えただけでワクワクする。

どんなに大きなグループになっても、どんなに先を行っても
彼らは後ろを振り返ってみんながついてきているか確認してくれる
誰も置いていかないよって言ってくれているんだなぁと、今回のライブツアーから感じた。


もうちょっと遠くの景色を一緒に見ないか?
流星が堕ちてった あの地平線まで
(Movin’on歌詞より)

彼らがますます大好きになった、1年前の8月8日の思い出でした🌈

またライブに行けますように。







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