レジリエンスの重要性
昨今、レジリエンスという言葉を耳にされることも多いと思います。
一般的に用いられる場合、ストレスなどに負けない、柔軟さやしなやかさを示します。
私たちは起こった出来事を五感で認識し、それに対して自分の中に感覚や情動が生じますが、そういった反応は多くの場合、一瞬ではなくその後もしばらく長引きます。
たとえば朝、家族と喧嘩して気分を害したとして、その後も1日調子が悪かったということもあるでしょう。調子が悪いので、いさかいが生じたという見方もありますが、それはともかく、その後も不快な情動にとらわれていたら、自分のエネルギーのロスになります。
人生には様々なことが起こります。楽なことや平穏なことばかりであれば、経験も増えませんし、生きる意味もないと思いますので、ある程度の上下や波を味合うのは人生の醍醐味です。
しかし、過ぎたことに対する反応や感情にとらわれ過ぎてしまうと、生理学的に余計なエネルギーを消費するどころか、新たな経験を新鮮な感性で受け取る余裕も失われてしまいます。
レジリエンスを高めて、人生を色濃く、より深く味合うには様々な方法があると思いますが、これまでご紹介した呼吸法も簡単ではありますが、一助にはなると思います。
今回は、これまでの呼吸法(Quick Coherence®参照)に加え、その感覚を周りに放射するイメージをする、Heart Lock-In®をご紹介します。
とても簡単で、Quick Coherence®で得た感覚を、ご自分の全身に行き渡らせたら、それを自分のいる部屋やもっと遠く(地球中でも宇宙でも)、自分が快適なところまで広げ、最後に自分の方へ引き寄せて終わります。
うつっぽさやイライラ、怒りなど自分の体に生じた感覚から離れるのにも役立ちますし、周りに貢献しようとする行動自体が、人間にポジティブな感情を抱かせるようです。
長年、うつで苦しんでいたけれども、このHeart Lock-In®をベッドから出る前に習慣化するようになって、自分の人生が大きく変わったという方がいらっしゃいました。
皆さんも試してみてください。
Starkeepersではこういった呼吸法のほか、誘導瞑想を用いて古い自分から脱催眠する(!)Heartlings Therapyを行なっています。
これまで自分だと思っていた不要なものを、そろそろ脱ぎ捨てて、先に進みませんか?
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