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Tell me How do I feel ?

 暗い歌詞で始まりましたよ木曜日。懐かしい曲ですが、やはりかなり重いですよね。確か、彼らのバンドのヴォーカルが自殺してしまった事について書かれている歌詞なんです。

 皆さん近しい方が突然亡くなったなんてご経験ありますか?私は何回かありまして、別にその事で上から目線で書くことがあるなどと思っても居ないのでご安心下さい。

 自殺してしまった友達は流石におりませんが、自殺行為と言える無茶な生活で旅立った友人(もしくはパートナー)は何人もいます。

「命の電話」ってありますよね。自殺の名所には必ずある訳で、でも中々電話かける勇気湧いて来ませんよね。私より上の世代、『ひこうき雲』『傘がない』などを聞かれていた世代の方は、私達バブル組とはまた一味違った死生観をお持ちなのではないか。とお察しいたします。自殺については何れ全てが片付いた頃に更に深く履いてみたいと思います。

 こういう公衆電話もずいぶん減りました。皆スマホスマホでそんなに有難いのなら、どうしてこう最も簡単に買い替え買い替え、「今度の〇〇にはこんな機能が」とかしてしまうのでしょうか。皆さんのご意見が聞きたい。確かにスマホはすごい多機能です。旅先でデスクトップが使えない時、スマホがないと困ります。でもそれが全てではありません。スマホ依存症気をつけて下さい。

 以前のエピソードで亡き母親の事を書きました。読み返すと涙が出ますね。自分で書いた文章、あるいは写真を見て泣くなんて、ナルシストなのかなあと何となくイケナイ気分になりますが、悲しい夢を見て泣くのと似ているのかなあ。敬愛するヴィム・ヴェンダースの映画『夢の涯てまでも』の中で「自分の夢を記録する器械」が発明されて、しかし皆その夢を再生して見る機械に夢中になってしまう。正に現代の電車の中で、皆がスマホ見ているのと同じ風景でした。

 本、音楽、映画、YouTube、あらゆるコンテンツではそろそろネタが尽きてきた感が致します。自分の夢を再生出来るなんて時代はきっとそう遠くない気がします。

 夢の涯てに行ってみたいと思いませんか?