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サントメ島:中央部&北部

南部へ出かけた次の日、同じガイドさんにお願いし今度は中央部と北部へ!
サントメの初回記事に載せた絵地図を見ていただくとわかりやすいかと思いますが、中央部と北部は繋がっておらずどちらもサントメから向かう形となります。時間があればそれぞれ1日ずつゆっくり回ってもいいみたいですが、あたしたちは序盤ゆっくりしてしまったので1日で一気に回ることに。

まずは中央部を目指し、山道をどんどん登っていきます。

まず訪れたのは、モンテコーヒーというコーヒー工場。プランテーションのコーヒー畑と併設されています。
ミュージアムでは、英語を話せるガイドの方が設備を説明してくださいました。いつも飲んでいるコーヒーが、どんな風に栽培・収穫されているかって、ほとんど見たことなかったので面白かったです。
ここは企業として従業員を雇っていたプランテーションではあったものの、環境はあまりいいとは言えず逃げ出してしまう人もいたそうです。
現在はサントメの名産品となるコーヒーを製造、販売しており、お土産にもぴったりです。

見学後に一杯コーヒーを入れていただきました。器もかわいい!!
ミュージアムに併設されたカフェで、ちょっと休憩。

次に訪れたのは、植物園。
同じアフリカでも、ガーナではみたことのない植物がいっぱい!!!
植物園の担当の方は、スペイン語とフランス語を少ししか話せないみたいだったので、ドライバーさんに英語通訳をお願いしつつ一緒に見て回りました。

これまた不思議な、根っこが上から下に伸びていって、木を支えています。マングローブは流されないように、らしいですが、完全に陸上に生えているこの木はなぜに??

鳥もたくさんいるみたいですが、この日も会えず…せっかく双眼鏡まで持っていったんですがね(笑)。
サントメ島の左半分くらいがオボ国立公園になっており、この辺りも含まれているみたいですね。

植物園のさらに先には、大きな滝がありました!!!
マイナスイオン浴びまくり〜〜かなり山の上なので水は冷たいです。

北部へ向かうために一度サントメへ戻り、海沿いの道を進みます。こちら側にはカカオのプランテーションがたくさんあるらしく、道路脇にたくさんのカカオの木がありました!
カカオの実の生え方は何度見ても面白い〜。
(緑色の実で分かりづらいですが、写真の中央部、木の幹にくっついております)

そしてプランテーションのあるところには、また病院や教会など統治時代の建物も。
この建物を背にするとこんな風景が↓。小高い丘の上に立っているんですね。

この建物にいた女の子にキャンディをあげたら、お礼にお花をもらいました。かわいい♪
外国人が来ると子供達が集まってきがちですが、ばらまけるお菓子とかあると気軽に渡せて良いですね。本当はお金ちょうだいなのかもですが、あまりにも現金なので〜〜。

また海沿いを走り〜〜漁村がいくつか、場所を控え忘れたけどとっても青い入り江があったり、こんな途中で朽ち果てている桟橋があったり(笑)
そんな中、北部であたしたちが目指していたのは…

カニーーーーー!!!!!
もう待ちきれなくてすぐ食べ始めてしまったので写真がない(手がカニになっててスマホを持てない。笑)のですが、
木のハンマーと土台を使って割って食べるという斬新なスタイル…カニスプーンがほしいと思ってもここは日本ではない…
しかしあまりの美味しさに、硬い甲羅もバンバン割って食べまくる〜〜無言で(笑)
何で茹でているのか、日本とはちょっと違う風味がありましたが、カニの旨味は日本と一緒!むしろそれ以上あるのかもしれないと思うくらい濃かった〜〜!!
1軒目のお店は今日はカニがないと言われてどうなるかと思いましたが、無事この2軒目でカニにありつけてよかった!!!
最初はアフリカでカニ???ソフトシェルクラブみたいなのかな〜と勝手に想像していたのですが、ここで食べれると思っていなかった美味しい本格的なカニそのものを食べられて大満足でした!
(カニが食べられるというのも、事前には全く知らず、ドライバーさんがオススメしてくれたので知ることができました。けど、外国人のお客さんがたくさんいたので有名なお店だったのかも??)

そんなこんなで、長くなりましたがサントメ島をまるっと楽しんできた記録でした!
きっともっとおもしろいスポットがあるのだとは思うのですが、自分が回れた範囲でということでご容赦くださいませ。なかなかに興味深い国です、サントメプリンシペ !!

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