出所してからの就活

刑務所の中では出所前に希望(願箋)を出して審査に通れば(大阪刑務所の場合)就労支援を受けられるものの他の情報としては社会に比べ乏しいこともありなかなか就活出来ないのが現状で、面接するにも遠方だと出張してくれるからわからないし、そもそも協力雇用主ならともかく自分が受刑者の立場で採用の選考をしてくれるかも分からないのが正直なところです。また、受刑している、いたことを開示しないで就活したい場合はなかなか実際には受刑中は難しいです。私、今回初めてハローワークというところに行って御世話になりました。スマホでいくらでも求人アプリはありますがあえて、ハローワークを活用してみようと思い立ち出所してから2日で行ってきました。受刑情報を開示するかどうか、協力雇用主の求人にするかハローワークの職員に相談して、その結果開示しないで協力雇用主以外のところで仕事を探すことに。
私としては、もう刑務所に戻るのは勘弁なので、組織からも抜け、刑務所時代の仲間とは一線を置き新しい人間関係を構築しながら、真っ当な生活、人生をと思いながらの就活でした。
この心掛けかラッキーだったのか、受刑して2週間もしない内に、内定をとり就労することができました。
色々な偶然のラッキーと人達のお陰で働き始められたのは、決して自分だけの力ではないことは今でも思いながら仕事をしています。
ということでハローワーク、捨てたもんではないです。

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