とある達人の備忘録13・ヒーリングの話

ー君の人生で人間関係にエラーがあるのが原因で
アデプトを受けたと言うことだったな。ブラック企業辞めた後はどうなった？

「ブラック企業抜けるまでも色々あったね。
　カウンセリングを予約したり、キンソロをやったり。

　とにかくもうブラック企業で働くのはごめんだとばかりに
　再発を防止するための策を打っていったんだ。」

ーアデプトなって、そこから起業塾の伝手でカウンセリングの話をと聞いたが。

「カウンセリングを半年受けて、
　もうある程度心の傷癒しの最終局面だったからな。

　その傍らキンソロヒーリングを受けた。

　そのために大いに役立ったと思うよ。
　心の傷の残党狩りをしていた最中でもあった。」

ー残党w

「しばらく行かなかったんだが、起業塾も結構様変わりしてたな。
　だいぶクライアントが減って。だいぶ縮小してしまったんだ。」

ー人が減ったからというのもあるが
君が変わったからというのもあるんだろうな。

エネルギーが変わると人の流れも変わるだろう。

「それもあるな。
　とはいえこれまでの人生の負債を洗い流すので精一杯だった。

　起業塾やその他もろもろでお金を使ってきたので、
　負債の返済に努める一方だった。」

ー起業塾は高かったって言ってたもんな。

「一応学びにはなったけどね。
　この負債からの脱却に2、3年くらいは要した。
　大まかな心の傷は癒えたが、ブラック企業みたいな地雷を踏まないために
　どうするかと言うのも考えたりしてた。

　負債も大きいし、起業塾時代は迷走してきたし、
　学びなど2度とするまいと思っていた。
　ともかく新たに何か始める気力も資金もなかったし
　起業塾から足を洗って、マジメに働くことを考えたよ。」

ーここから2年の空白期間を設けたワケだ。

「ああ。ただただやりたいと思うことを探すことにしたさ。
　いろんなものから手を引いて足を洗ってね。」

ーヒーリングからも手を引いたの？

「いや、なぜか最後まで手を引かなかった。
　実を言うと、Facebook辞めて人間関係整理して、

　ブラック企業辞めたのは、キンソロヒーリングの受講途中だったんだよ。

　あれからキンソロヒーリング、マインドリージョン、
　オーリックリージョンと受けて整理していった。」

ーそれだけ受けりゃだいぶ変わるよな。

「いや、高校時代の腐れ縁の友人は延々と残った。
　なんでだろ？？波動が上がったのと同時に次元上昇したというべきか。」

ーそうかも知れないよな。だが一度来た道を戻らなくて済むようになったのは
ある種、いくつか受けたヒーリングのどれかの効果が刺さったんだろうな。

「定期的に受けようというより、一つ受けて味わったら次はもういいや、
　くらいだったけどね。」

ーその元に戻るようなヒーリングを理想的な使い方をしたんじゃないか。

　必要な時にパワフルなものを頼る。ある種、あるべき使い方だろう。