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とある達人の備忘録2


ーアデプトになると守護霊が総取っ替えするって言ってたじゃんか。
その効果を体感したことはあった?

「効果の話か?実感としては湧きにくいだろうな。
 その影響を語るのが、なんとも難しいな。

 自分の体験で言えば、妙に早い時間に叩き起こされたりするな。
 逆に睡眠が必要な、割とどうでもいい日はスヤスヤ寝させてくれる。」

ーそりゃ便利な身体だな笑

「いやいや冗談じゃないよ、
 夜中の1時とか3時に起きて
 丸一日稼働した日もあったんだぜ。
 頼むからマジで寝させてくれよ…。」

ーどういう時は朝早かった?

「何かイベントがある時とか、やらなきゃいけないことがある時。
 思いついたら断捨離をやった時とかかな。

 用事がある日に寝過ごそうとすると
 頭の中に呪詛のような、悪夢のようなものが流れることもあった。
 結構明確に頭の中に声が聞こえたっていうか。」

ーそれだけこの日は早く起きろ!ってことなんだろうな。

「ああ、別に悪いことが起きたわけじゃなかった。」

ーそういうことってなんかのイベントのトリガーになるよな。

「『宇宙と繋がる』っていうのはこういうことかもしれん。」

「当時アデプトになったのは、自分ともう一人、起業塾の同期の男性。」

ーもう一人いたんだな。君は半分死にかけてたからアデプトになったんだろう。
その人もやっぱり同じように死にかけてたのかな。

「いや、彼は女の子にモテモテでウハウハしたいという理由で受けたそうだ。
 その真意は知る術はオレにはない。」

ーなんだそいつ、チョロいな!笑

「はっはっは。まぁいろんな人がいるってことですわ。」

ーだがその彼も裏では君と同じように半死半生だったかもしれないよね。笑


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