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自宅隔離です。コロナ体験記①

2020年、新型コロナが流行し始めワクチンなんてまだなかった頃、転職先に自宅待機を告げられ家でゴロゴロしていたときに始めたnote。
頑張って続けようと決意したのに、結局書いた記事は10本にも満たなかった…
あれからもうすぐ2年。
今度は自分がコロナにかかり自宅隔離され、不自由な自由時間ができたので、再び書き始めようと思う。

はじめに

私の場合は今のところ、ベッドでnoteを書けるくらいの軽症。
でも症状は人それぞれで、大切な人をコロナで亡くしてしまった方も身近にいるし、SNSで繋がっている知人にも、苦しい経験をされた方がいることを知っている。受け止め方もそれぞれだろう。
対応についても各自治体で違うだろうし、あくまでも私個人の体験談として、こんなこともあるんだね、という気持ちで読んでもらえたらと。

2022年3月12日

この日は土曜日で、主人と近所のモールに出かけた。
最近は暖かい日が続くので春服を買いこんだあと、何年ぶりだろうか、ゲーセンでUFOキャッチャーをしたり、メダルゲームを教えてもらった。
中学生のデートか、と突っ込みたくなるようなおかしくも楽しい1日を過ごした。

その夜、私は言った。
「なんか喉いたい気がする」

2022年3月13日

日曜日なのでちょっぴり豪華な朝食を食べ、午後はホワイトデーのケーキを買ってくれるというのででかけた。
帰宅後主人はジムへ、私は家で夕食の準備に取りかかる。
すると、なんだか体がおかしい。
風邪の症状はないが、体がきしむような、ふわふわするような、へんな感じだ。
夕食を作り終えひと休み、念のため熱を測ってみた。
すると…
体温計には38.1と表示された。

これは、、まずいかも、、、、
翌朝は早朝の仕事を控えていたので、休みの日だったがすぐに上司に相談した。

夕飯のグリーンカレーと炊き立てのジャスミンライス、ホワイトデーのケーキも最高に美味しかったので味覚はばっちりだ。

2022年3月14日

とりあえずPCRをと思い、発熱外来を受け付けている近場の病院を調べ電話をかけるも、通話中でかからない。
かかっても、今日はもういっぱいだと断られる。

ようやく繋がった病院で、検査を受けることができた。
ドライブスルー形式で検査を行い、結果は1〜2日後に電話します、と。

この日の熱は37度台だったが、夜には36度台まで下がった。
症状としては、ちょっと痛いかな〜くらいの喉痛と、たまにでるよね〜くらいの咳。

2022年3月15日

目が覚めると、喉の痛みがかなり強くなっていた。
過去に喉が真っ白になるくらいの扁桃炎になったときは唾を飲むのもやっとで、それに比べれば全然我慢できる痛みだが、これは…PCRの結果やばいかも…とちょっと弱気になる。
が、熱は36度台、高くても微熱程度で落ち着いていた。

お昼過ぎ、電話が鳴る。
体調は、どうですか?と、先生。
それで、結果なんだけどね、陽性です。

…あーそうですか、陽性です、か、、、

そんな気はしていたが、判定がつくと急に不安になる。
今は熱も下がって症状も軽いけど、急変することもあるって言うし…
万が一に備えて家族にお手紙書いといた方がいい?でも患者が書いた手紙は危険かなあ、とか急にいろいろ考え始める。

とりあえず、家族と会社に連絡。
そりゃみんなびっくりするよね。
心配かけないように、コロナのわりには結構元気だよアピールをしておこう。

さて、今週やろうと思っていた仕事はどうしたものか。。。

今日のまとめ

陽性になると、厚労省や市の保健所からSMSが飛んできて、療養解除の説明とかのリンクと、健康観察システムのリンク、cocoaの登録案内などが送られてくる。
指先で酸素濃度測る機械のレンタルや配食サービスについては自分で申し込む必要がある。
重症化リスクの高い人には個別で電話がかかってくるらしい。
病院からはあまり指示されることはなく、そのほか必要な情報は自分で取りにいこないといけない。

私はいまのところ軽症だから自力でもいろいろ調べたり手配したりできているけれど、症状がつらくてさらに一人暮らしだったりすると相当きついと思う。
他の災害と同じように、かかった時を想定して、必要な情報を集めておくことを強くおすすめしたい。

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