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本編クリップ映像「主演ジョニー・フリン⾃ら作曲したオリジナル楽曲を披露︕」

https://www.youtube.com/watch?v=y5LrxDJ5AlY

ボウイが初めてアメリカのバーで弾き語りライブを⾏うシーン。しかしア
メリカでの知名度に乏しく、ボウイは観客に⾒向きもされない。これには
彼と共にプロモーションツアーを廻るマーキュリー・レコードのパブリシ
スト、ロン・オバーマンも「参ったな」と頭を抱える。
ジョニー・フリン演じるボウイは「敬愛するバンドの曲を」と弾き語りを
始める。実はここで披露される曲は、ジョニー・フリン⾃⾝が作曲した
「Good Olʼ Jane」というオリジナル楽曲。映画は1971年の設定で、当
時のデヴィッド・ボウイはヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ジャッ
ク・ブレル、クリーム、ザ・フー、ヤードバーズなどのカバーを多く演奏
していた。「当時のデヴィッドはルー・リードの⼤ファンだった。幾つか
の曲もルー・リードを意識して書いている。だから映画のなかでは、
ルー・リードになろうとしているデヴィッドになろうとしているジョニー
が⾒られる。だからジョニーが映画で演奏した曲はヴェルヴェット・アン
ダーグラウンドのような響きがある。」とガブリエル・レンジ監督は語り
「彼(デヴィッド)にとってヴェルヴェット・アンダーグラウンドは憧れ
のバンドだったし、この旅の前から彼らの曲をよくカバーしていた。他に
も、ファクトリーでアンディ・ウォーホルに会っている。デヴィッドはこ
れらの巨⼤なアメリカ⽂化を吸収していった。それをこの映画では描いて
いる。」と語っている。
アーティストとしても活躍するジョニー・フリンの魅⼒が詰まったライブ
シーンとなっている。

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