【0キンボ】 かつて北極星だったベガからの声
星の坊主さまのこじょうゆうやです。画像はwikipediaから拝借しました。
来週3月20日金曜日、春分から始まります『金曜日の星の坊主さま(通称キンボ)』、果たしてどのようなコンテンツになるでしょうか。その日を迎えてみないと何とも言えませんが、あらかじめ原稿を作らずに、あくまでも毎週金曜日のインスピレーションでお伝えしていきます。ぼくもとっても楽しみです。
さて、キンボの公開は来週からですが、金曜日である今日に「あれ、キンボ配信されてないじゃん」とおっちょこちょいをされる方もいらっしゃるかもしれません。というわけで、今日は特別に【0キンボ】として、「かつて北極星だったベガからの声」をお届けしようと思います。
テキストエディットの記録によりますと、
これは、2019年6月4日22:32の原稿のようです。
ではでは、短いですが、どうぞお楽しみくださいませ。
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世界中の人々が平穏に創造的に生きていた時代には、身分や貧富の差がありませんでした。
故郷の星へ帰った龍と過ごしたい幾年もの日々を忘れないように、人々は毎日の生活で目にする至る所に、龍を模した民具や器などを作りました。
龍を想うことで、人々はあらゆるものと美しく調和することができることができたのです。
人々の意識は透き通るように純粋で、それぞれが自分自身で感じることを何よりも大切にしていました。
ある女性は北極星の瞬きを感じてこう言いました。
「もうすぐ日が沈む方角で噴火があるわ」
それを聞いた仲間は北極星を確認してうなずくと、翌朝に村人を集めて言いました。 「朝日がのぼる方へ移動しよう」
村人たちは住居をそのままに、持ち物をできる限り少なくして、移動をはじめました。
それから10日経たないうちに火山の噴火の影響で、彼らが住んでいた村は溶岩流に呑み込まれました。
また別の女性は、森を流れる小川と枝葉を縫うような風の調べを感じて、こう言いました。
「わたしはこの森を抜けたところにある村に住むヒスイ色の首飾りをした男性の子どもを産むわ」
ほどなく、彼女はその男性との間に子どもを授かりました。
人々はどうして火山の噴火や伴侶との出会い、そして出産を予知することができたのでしょうか?
特別なことのように思えるかもしれませんが、決してそうではありません。
彼らに共通しているのは、自分の直感に対して一切の疑いを持っていないことです。
あなたがたは、どうでしょうか?
あなたがたの感覚が触れることのできる、ありとあらゆる事象は魔法の源です。
自分の直感を軸として、透明感のある意識で、その源と響き合ってください。
かつて当たり前のように使っていた魔法を、思い出すことができるようになるでしょう。
より創造的に、より美しく、より明るい魔法を、好きなだけ使ってください。
ただし、ひとつだけ注意をしてください。
魔法は愛と自由があってはじめて魔法となりえますので、あくまでも自分自身にのみ、使ってください。
もう二度と、他者に魔法を使い、他者に魔法を奪われないように。
それが、わたしからあなたがたへ伝えたいことです。
かつて北極星としてあなたがたと共に生きた惑星ベガから、
地球に生きる勇敢で愛に溢れた魂たちへ。
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はい、ベガのどなたかは知りませんが、ありがとうございましたー。
ベガという星は、七夕伝説の織姫の星として知られています。この地球にもベガの出身の魂はわりと多くきているなあと個人的には感じています。彦星にあたるアルタイルという惑星からも、ベガ出身の魂とほとんど同数、この星にやってきているでしょう。
ベガやアルタイルの人々の性質は、おそらく様々な方が、様々な伝え方をされているように思います。インターネットや書籍などでも見られると思いますが、そのような情報を見ていると、みなさんそれぞれ感じることがあるはずです。
「そうそう、そう思う!」
「そうなのかなあ?」
「いや、これは違う気がする」
などなど。
このように、ぼくたちには「様々な捉え方がある」ところが、ベガの人が伝えてくれた大切なポイントだと思います。
感じ方捉え方は、ほんとうに人それぞれです。どれもこれも、正解も不正解も、優劣もない、これこそが、ぼくたちが暮らす宇宙の素晴らしさ、と言えるでしょう。
真実って、ひとつであるともいえるし、無限であるともいえる気がしてます。
ひとりひとりが、自分自身の感じたことに対して、素直に正直に生きることができれば、たとえ感じたことがそれぞれ違ったとしても、なぜかそれぞれ共鳴し合うところがあったり、それぞれにとって奇跡と呼べる出来事に遭遇したりすることになるでしょう。
みなさんだけがもつ、多種多様な魔法、どんどん使っていってください。
今は結構使いどきだと思います。それに、自分がどういう魔法を持っているか、自覚しやすい時期でもあるような気がしてます。
魔法なんて言い方をすると、少し誤解を招きそうですが、言葉の意味にとらわれずに、柔軟に感じ取ってみてくださいませ。
ぼくが感じ取ったことは、あくまでもぼくにとっての真実で、
ぼくの真実が、ぼくの世界をつくっています。
ぼくの真実は、ぼく以外の誰かの真実とイコールにはなりません。
あくまでも、その人が感じ取ったことが、その人の真実で、その人の世界の要因となります。
そのことをよくよく感じ取りながら、日々を生きていると、ほんとうに面白いことがたくさん起こると思います。
あくまでもぼくの体感や体験を伴う話ではありますが、
みなさんのよりよい毎日に、少しでも活用していただければ幸いです。
それでは【0キンボ】これにておしまいです。
来週の【1キンボ】、どうぞお楽しみに。
こじょうゆうや
あたたかいサポートのおかげで、のびのびと執筆できております。 よりよい作品を通して、御礼をさせていただきますね。 心からの感謝と愛をぎゅうぎゅう詰めにこめて。