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2020/5/15の星の声

日進月歩の青い星



星の坊主さまのこじょうゆうやです。

昨日はマーマーマガジン編集長、文筆家の服部みれいさんのinstagramのライブ配信内にて、突然お声がけいただき、昼寝でぼやけた頭のまま参加させていただきました。後半分がまだアーカイブ配信で見られるようです。もしご興味ある方は、ご覧くださいませ。みれいさん、お誘いいただきありがとうございました。とっても楽しかったです。


さて、世界は少しずつ、自粛緩和の方向性に舵を切り始めておりますね。その動きを加味しつつ、星々の声をまんべんなく聴いていくと、「自粛緩和」の流れの中で、よりいっそうに「自祝強化」をうながす声が多く聴こえてきました。

自祝というのは読んで字の如く、自分自身を祝福することです。毎日、自分お誕生日会、みたいな感覚でいいと思います。クラッカー用意したり、ろうそく付きのケーキを用意したりするのもいいかもしれません。それくらい、パアッと明るい感じがぴったりのようです。

しばらくは、自分自身にエネルギーを使い、与えることに適している感覚がぷんぷんですから、お金による自己投資も最高に良さそうです。何にお金を使うのがベストなのかはひとりひとり異なるでしょうから、ご自身の胸に手を当てて、ご自身が何を望んでいるのかを感じ、考えていただくのがオススメです。

ぼくたちひとりひとりという尊い生命が、今日もなお、地球に存在し続けていること自体が、地球にとっても人類にとっても、途方もないプレゼントになるわけですから、まずはそんな自分を自分で祝うことを、たくさんやってみていただけるといい気がします。


昨日、たまたま「これからのことで不安がある」というご質問をいただきましたので、こちらでお答えさせていただくと、あたらしい時代の訪れは、過去のすべてを否定したり、洗い流したりするようなことではありません。(あえてきっぱり!)

今現段階は、地球も人類も次元移行期にあたるため、これまでの世界では当たり前のように交わされていた、人と人との自然な触れ合いは、社会的距離(ソーシャルディスタンス)やマスク(仮面)の推奨とともに薄らいではいますが、物質的触れ合いがこの地球からなくなることは、少なくともぼくたちが生きている間はないはずです。

そもそも地球は、物質的触れ合いが大好きですから、人がその手で海や川や湖の水に触れたり、植物や動物に触れたり、田んぼの畔や河原の土手に寝転がったり、そんな喜びや楽しみは、次元が上昇し、精神性や霊性が尊ばれるようになる世界が訪れた後も、むしろより積極的に行われることになるでしょう。

現在は、不安や心配のバイブレーションが人間社会を覆っているような状況ですから、個人レベルで、さまざまな不安や心配があらわになることは、誰にでも起こりうることだと感じます。

ただ、ぼくたちが生きる地球という星、その地球が存在している太陽系、太陽系が存在している銀河、など、徐々に視点を変えていくと、不安や心配のバイブレーションにさらされているのは、「あれ、人間社会だけ??」ということが感じられるかもしれません。

その証拠と言ってはなんですが、身近な自然界に少し目を移してみると、地球の自浄能力の高さを示すように、大気汚染が緩和されたりイギリスのようにヤギが街の中を闊歩したり、イタリアのヴェネチアのように河川に大きなクラゲが現れたりと、生物の生存圏があっという間に拡がって、人間以外の生物が(地球も含めて)、とても活発に生命をまっとうしていることを感じられるかと思います。

まずは、その不安がほんとうにご自身のものであるかどうかを、よくよく感じ取ってみていただけるといいのかなと思います。他者の不安を想像して自分のものにしてみたり、豊かな感受性ゆえに、世の中の想念を自分のものだと思い込んだりしている場合もあるはずです。

そんな場合は、まずはご自身のリズムとペースを取り戻すべく、もよおしに忠実(生理的欲求やその他欲求をどんぴしゃで満たす)になるところから、始めていただけるといいかもしれません。

(ex.トイレに行きたい時にトイレに行く。TPO気にしない。コーヒーを飲みたかったら飲む。お財布事情気にしない。夜中にチョコレートが食べたくなったら食べる。よく歯を磨いて寝る。。。笑)


もし、ほんとうに自分自身のものである「不安」ならば、それは自祝につながるとっても素晴らしいサインだと思います。



喜怒哀楽などを含めたあらゆる感情は、自分自身がどういう人間なのかをかなり精確に見極めることができる、気づきにつながるものです。自分の位置を把握するためのコンパス(羅針盤)の役割とも言えるでしょう。

だからこそ、あらゆる感情に優劣はありません。嬉しいことが良いとか、ムカつくことがダメとか、そんなことは一切ない、というのが星々の声をもとにした、個人的な見解です。

(ありとあらゆるジャッジメント(判断)にご用心!とお伝えしていますが、ジャッジメント禁止言っているわけではありませんからね)

不安という恐れの感情が出て、それが確かにご自身のものであるならば、
「なるほど、わたしはこういう風になると、不安になるんだな。ふむふむ」というように自分自身を客観的に認識してみると、そこから逆に、不安のない自分の状態、安心している自分の状態を見出すことができます。

そうしたら、他者に頼らずとも、自分で自分に安心を提供できるようになる、かもしれませんね。

ぼくたちひとりひとりに、ぼくたち自身の内的な存在が求めているものは、ただただ、「何を選びますか?」というところに尽きます。「不安」を選ぶか、「安心」を選ぶか、優劣のないその選択肢を、ただただ選ぶだけでいいようです。

これからの世界には、ほんとうに地球が必要としたもの、ほんとうの自分が必要としたものしか残っていかないはずです。今は清濁あわせていろいろなものを選択できる、ものすごく贅沢な期間です。ですから、「不安」というビッグチャンスサイン、ぜひぜひ、ご活用くださいね。

ぼくたち、そしてぼくたちの生きる青い星は、そうした過程を経て、愛の世界に向かって日進月歩を続けていると思います。


七の使者たち



最近、ほんとうに星々の声が潤沢です。ぶっとびすぎてて(高次元すぎて)言語化に時間がかかるケースばかりで、キンボ以外の記事で書かせていただくために熟成を重ねておりますが、今回はとりわけ大きな声の、太陽系全惑星の声、というか会話のシーンを抽出させていただきます。

準惑星にあたる冥王星は、どういうわけか、最近声を聴き取れません。じっくり様子を見ていると、どうやら太陽系と密接な関係のある他の惑星系に出入りしているようで、おそらくそれは地球の次元上昇に大きな影響を及ぼす「密会」のようなイメージに感じたため、あまり深く追いかけることはしませんでした。

というわけで、今からお伝えすることは、占星術の知見とはまったく異なる、あくまでもぼくの個人的で勝手な、キンボ的解釈でのおはなしです。あらかじめご了承くださいませ。

5月1日のキンボでご紹介した太陽の愛の意向に沿って、地球以外の7つの太陽系惑星(準惑星である冥王星をのぞく)は、これまでの時代で組んでいたフォーメーションを大きく変え始めました。

実際は結構前から変化しているのですが、この5月ー6月で本格化する気配がありますし、世の流れももっとガラッと変わる感覚があります。では、地球と7つの惑星たちがどのように関わり合っていくのかを、感じてみようと思います。


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太陽の意向を胸に、七の使者たちは月面(彼らはそれを月卓と呼ぶ)に集まって、目と鼻の先にある地球を眺めながら、それぞれの考えを巡らせました。太陽系の惑星たちが、愛のもとに地球と親交するための計画は、てんでばらばらの個性をもつ使者たちが月卓を囲み、和気藹々と(?)練られているようです。

水星は太陽の言葉を忠実に再現するためにこう言いました。

「76億以上存在する人類ひとりひとりの愛の目覚めをうながすために、わたしたち全員で、彼らと直接的に接触を取ることにしませんか?」

それに真っ先に返事をしたのは火星でした。

「ひとりひとりは正直、めんどくさい。もっと一発で決められるでしょ?」

火星の隣にいる木星は、その発言を聞いて大笑いしました。

「あーーはっはっは! 一発で!? わーーーっはっはっはっはっは!!!」

眉間にシワを寄せて木星を睨みつける火星の正面にいる天王星は、さばざばとした様子で、こう言いました。

「いやあ、べつに一発じゃなくてもいいと思うよ。それよりもなんというか、今までにない形でさ、グイッと持ってっちゃう方がいいかもよ」

天王星の隣でそれを聞いた海王星は、微笑みながら首を少し傾げました。

「グイッとじゃ、かわいそうよ。それよりも、フワッとする方が気持ちいいんじゃない? ねえ、土星さん?」

海王星から声をかけられた土星は、特に何の反応もしないまま、無言を貫きました。その様子をじっと見ていた金星が、

「このわたしが、太陽の深い愛と美しい光を感じるに、水星のアイディアの方向性は間違っていないわ」

ときっぱりと言いました。
天王星はそれにこたえて大きくうなずきました。

「そっか、金星ちゃんが言うならそうだね。じゃ、その方向で考えてみよ」

すると、それまではじっと黙り込んでいた土星が、誰も聞き取れないくらいの小さな声で、ボソッと言いました。

「....大陸別がいい」

その声を聞き逃さなかったのは、水星でした。

「なるほど! 大陸別にコンタクトをとるのはいいですね!! そうしましたら、どうでしょう? 地球上は地理学的に七つの州で分けられているそうですから、それぞれが行きたい州に行くというのは??」

それを聞いた木星は、太陽系中が震えるくらいに大声で笑いました。

「だーーーっっはっは! 土星さん、ナーーーーイスアイディア!! ほんじゃ拙者、アフリカ行くわ!!!! あーーーーーっはっはっはっは!!!!!」

木星の隣で迷惑そうにため息をつきながら首を傾げる火星は、

「じゃ、オレ、ヨーロッパ。手っ取り早く、一発でいくぜ」

と言いましたが、それに待ったをかけたのは金星でした。

「ちょっと。そこはわたしが適役に決まってるじゃない。なあに、一発って? ちっとも美しくない。寝ぼけるのもいい加減にしたら??」

それを聞いた火星は舌打ちをしました。

「言ってくれるじゃん? じゃあ、ジャンケンだ! ジャンケン勝負だ!!」

「ふん、のぞむところよ」

火星と金星が、「じゃーーんけーーん・・・」と張り合っている横で、天王星と海王星は、仲睦まじげに地球上の七つの州を吟味していました。

天王星が、

「よっし、それじゃあ、グイッとアジアに行こっかな! このあたりはけっこうグイッとイケる気がするんだよなあ!!」

と言うと海王星は、

「わたしは、オセアニアにするわ。海がキレイな方がいいもの。気候もフワッとしてるでしょう?」

とこたえました。
水星は、そんな天王星と海王星の選択に大きくうなずきました。

「いやあ、いいですね!天王星さんと海王星さんにピッタリだと思いますよ!! そうしたら、わたしはあれですかね。北アメリカに行きます。このあたりは特に太陽先生が、気にしていらっしゃいましたからね。きっと、わたしくらいのスピード感でいくのがちょうどいいかと思います」

ちょうど水星がしゃべり終わる頃に、何度か続いたあいこの末、じゃんけんの勝負が決まったようです。高らかにピースサインを掲げる金星の横で、大きく開いた手を震わせて悔しがる火星がうなだれていました。

「愛と美は、ヨーロッパに輝くの」

うっとりとピースサインを見つめる金星がそう言うと、火星はムシャクシャしたのか、大声で叫びました。

「くっそォ! なんだよ、もうここしかないじゃないか! じゃあオレは南アメリカだ!! ここで一発決めてやるっっっ!!!!!」

そんな火星を見つめる土星はまたも誰にも聞こえないような声で、

「......南極、あるのに」と言いました。




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月面における七の使者たちのやりとり、正直なところ、今現段階では、何がどうなるのかはさっぱりわかりませんが、このようにして、彼らの担当地域だけが決まったそうです。


水星  北アメリカ
金星  ヨーロッパ
火星  南アメリカ
木星  アフリカ
土星  南極
天王星 アジア
海王星 オセアニア


ぼくたちが暮らす日本が位置するアジアには、天王星がグイッと介入してきます。加えて、地球の衛星である月の人々も、今は世界各地に降り立ち始めていますが、今後は主にアジア圏に降り立ってくるようですから、アジアは天王星と月が、天体として大きく関与してくるのかもしれません。

この5月以降に七の使者たちが、それぞれの個性を活かして、今後どのように各大陸(州)に影響を及ぼすのか、要注目ですね。ぼく個人的には、アジアにおける天王星と月の相互作用が、興味津々でなりません◯

このあたりはもしかすると、占星術で体系化されている、それぞれの天体の特徴を照らし合わせて感じてみると、方向性として何かわかることがあるかもしれませんね。



「オソイホドハヤイ」



話は変わりますが、世界的な児童文学、ミヒャエル・エンデ作 『モモ』の中で、主人公のモモが灰色の男たちという敵役に追われる場面があるのですが、そのモモを時間の国に先導したのが、カメのカシオペイアです。一部抜粋しますね。


「ねえ、おねがい。」モモはカシオペイアに言いました。「もうちょっとはやく歩けない?」

「オソイホドハヤイ」

カメはこうこたえると、これまでよりもっとのろのろと這いました。そしてモモも──このまえのときにもそうだったのです──ここではそのほうがかえってはやくすすめることに気がつきました。ゆっくり行けば行くほど、まるで足もとの道路がふたりをのせて、どんどんはやくはこんでくれるようなのです。

『モモ』(ミヒャエル・エンデ作)より


不思議なカメのカシオペイアは、言葉を話さず、甲羅に浮かばせる文字でコミュニケーションをとるのですが、「オソイホドハヤイ」という言葉も彼の甲羅に浮かんだ言葉です。

灰色の男たちというキャラクターは時間貯蓄銀行のエージェントで、モモとカシオペイアを全速力で追跡するのですが、のろのろ歩くカシオペイアとモモに一向に追いつくことができず、むしろどんどん引き離されて、しまいには追跡不能になってしまいます。


これは一例ですが、これからの世界はどうやら、この「オソイホドハヤイ」というのがひとつのキーワードになる気がします。時計の針で形作られた世界は、もうすでに音を立てて崩れ、その姿が変わり始めています。これまで集団の中で最後尾、ビリだった人たちが、いつの間にか、集団をぶっちぎって独走状態に入る形になる、というイメージです。

そもそも競争ごとはいつの間にか変化して、共創、協奏になっておりますから、トップもビリもないのですが、この「オソイホドハヤイ」というスピード感のイメージは、体感として感じていただくのが面白いかと思います。

この独特のスピードは、すべてのタイミングがドンピシャで揃い始める、不思議なものです。人によってさまざまですから、コレ!というものはありませんが、ぼくは、じっくりていねいに、自分の行動に意識を絶やすことなくい続けたところ、「オソイホドハヤイ」の体感が得られました。

そのことを通じて、いかに多くの幻想を無意識に選択して生きてきたか、ということもよくよくわかりましたし、改めて自分自身という存在の尊さ、大切さ、重要さに気づかされると同時に、他者の存在の尊さ、大切さ、重要さも実感できた次第です。


世界はこれから、元の世界に戻ろうとする力がぐわっと放たれ始めるでしょうけれど、もう元の世界に戻ることはないそうです。これに関しては嬉しい方も残念な方もいらっしゃるとは思いますが、それが地球という星の意思と行動による、抗いようのない流れだと感じています。

これまで順風満帆だったのに、このコロニャンのタイミングですべてが変わってしまったと感じられる場合は、あらためて、いろいろと見直しをするのに最適な時期に入っているのでしょう。おそらく、そういう方はまた新たな、これまで以上の順風満帆を呼び込めることになるはずです。

キンボだけでなく、他の記事を通しても、何度も何度もお伝えさせていただいている星々の声を、その熱量のまま今一度代弁いたしますが、「答え」というものは自分自身の内側だけにあって、外側にはありません。他者を含め、自分以外の外側にあるものは、答えに至るためのヒント、感謝の対象にしかならないほどの気づかせです。

その日その時、その刹那の自分自身の内的な声をくまなく聴き取って、できるかぎり忠実に行動(発信、表現)にうつすことが、「オソイホドハヤイ」につながり、地球だけでなく宇宙全体との、愛に基づく同調につながる、のかもしれません。

冒頭のおはなしに戻りますが、まずはご自身のことをとことんお祝いしてあげて、喜ばせていただくことをオススメします。

もし介護や子育て、そのほか、さまざまな仕事に追われている方も、できるかぎり、自祝時間をとってあげてください。それはほんとうに、なーーーーんでもいいみたいです。とにもかくにも、みなさんご自身が芯から喜ぶことにつながりさえすれば、たとえば「大好きなポテトチップスを食べる」だけでも、素晴らしい自祝になります。

自由自在に思いのままになる世界の体現を、まずは自祝からはじめてみていただけると、これからの世界の流れに、ルンルン気分で乗っていけるみたいです。

世の中には、ほんとうに自祝上手がたくさんいらっしゃいます。こんな自祝生活はまたとない機会ですので、もし不安や心配に苛まれたり、重たくて苦しいものばかりを感じたりするような日々を送られている場合は、ぜひぜひ、能動的に、自発的に、自祝上手になってみてくださいませ◯

不本意な流れの最中にある方は、流れが変わるきっかけをつかめるかもしれませんよ。


ではでは、今週はそんなキンボです。





こじょうゆうや

あたたかいサポートのおかげで、のびのびと執筆できております。 よりよい作品を通して、御礼をさせていただきますね。 心からの感謝と愛をぎゅうぎゅう詰めにこめて。