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90度を深める(しし座と90度になる星座)

いろんな方のご相談に乗ってきて、ご相談内容にはいくつかパターンがあったりする。今回のパターンは、講座やセミナー、ワークショップなどに通う人たちに多いタイプ

あの人のようになりたい

その憧れが、その人に一歩でも近づくために、その人の持っているものを欲する。そうやって、見よう見まねでその人を真似るわけだが、うまくいかないというのが世の常で

その人に出会う事で、その人がしていることを見る事で、私もこういう事をしてみたい、こういうことをやりたかったんだ、そう思うのだけど・・・
案外、「フェイク」であることが多いんだよね
よくよく話を聞けば、そこに隠された「憧れ」の理由は、ただただ「すごい人」になりたかったっていう思いだった
どうしてそう思うのか。それもやっぱり

承認欲求

これなんだよね。これが結局、苦しめる元になる。
こういう私じゃないと好きになってもらえない、選んでもらえない、愛してもらえない。だから、そんな自分になるために頑張るのだ、必死になって。

でもそれが結果的には、いつまでもたどり着けないゴールに自分が持っているものを見失って挫折するパターンと
憧れたあの人のようになりたいが、いつの間にかライバル視してしまって、相手を負かそうとするあまりに周りから嫌われ始めてしまうパターンと

そんなこんなで結局うまくいかなくて苦しんで・・・

私もこの罠にはまり込んだ1人
挫折パターン、嫌われるパターン、どっちも持ってたと思う(^_^;)
だからこそ、そこに気付けた最大の理由が、この2つの星座からの「葛藤」があったからだと思う

今日は、しし座の90度を読んでいこうかと思う。
しし座に対する90度は、おうし座とさそり座

分かりやすい90度の感覚は

しし座は、持っているものを工夫する力を持つが
おうし座は、持っているものそのままを大事にする

持っているものをそのまま使っても「個性がない」と思って、自分をそこで出そうと躍起になるんだけど・・・
そもそも、自分が使う事で、すでに自分オリジナルなものだと、そのものを愛する事を葛藤として与えてくるのがおうし座で。

しし座は、自分自身をアピールするが
さそり座は、他人の持っているものを見せてくれる

これだけすごいことが出来るぞという自分の持っている武器を見せつけて牽制することで自分を守ろうとするのだけど
もっとすごいものを見せられたり、全く違うものを見せられたりして、全然守ることが出来ずに完敗の気持ちさえ持たされるのがさそり座

自分の人生を生きる事は

自分が主役の舞台に上がる事

だと思う
だからこそ、「主役」というものにならなければいけないのだが
そのための工夫と武器を、ことごとく否定するのがおうし座とさそり座なのだと思う

ようは、そもそも「主役」というのはこうでなければならないという思い込みが、その人本来の良さを殺してしまう理由になっているから

あなたはあなたそのままで素晴らしいし
唯一無二の存在である

という事を教えてくれるのが
しし座が受ける、おうし座とさそり座の葛藤ということになりそうだ

自分を生きるという事が分からなくて苦しんでいる人

にぜひ、読んでほしい。
たとえ自分のホロスコープにこの90度がなくても
ホロスコープの知恵は、どんな人にも当てはまる、生き辛さを解消する「知恵」を与えてくれるから。


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