7/15 2023
・折坂悠太のライブを見た。とってもよかった。以前見た「重奏」スタイルは、いくつもの音の層が一気に迫ってくる感じに痺れたけれど、今回は折坂さんの人柄がぶわっと薫ってくるようだった。
・ライブ後、そそくさと退場しようと思ったけど、「物販を購入された方にはサインいたします」との案内が。これは買わずにはいられない！長蛇の列に加わり、じっくりと待った。物販のコーナーに着いた頃にはもうそれほどグッズは残っていなくて、ライブCDを購入して、サイン待ちの列にまた並んだ。
・サインをしている折坂さんにチラリ視線を移すと、お客さんと何やら談笑している。嘘だろ…？僕にはそんな、勇気のようなものはない。そもそも初対面なのに、まず何を言い出すべきなのか。下手なことを言って折坂さんを困らせたら「恥辱」を持ち帰ることになる。いやでも、もちろん私にも言いたいことはいろいろあるし、去年見た岡山のライブハウスでの演奏のすばらしさを伝えられたら向こうもきっと喜んでくれると思われるが、変な感じで会話が終わっちゃったらすごく気まずい…、いや然し…。
・気がつけば、僕は折坂さんの目の前にいて、何も言えずにサインをもらっていた。恋人曰く、折坂さんは最後に僕と目を合わせようとしていたのに、僕の方は緊張のせいで、CDに視線が固まっていたらしい。あ〜〜目を見れなかった！！！恥ずかしい。全然折坂さんの顔を見る余裕がなかった…！でも、サインしてもらったCDを見て、嬉しい気持ちが膨らんだ。よし、よし、頑張った。
・改めて、ライブすばらしかったです。
