7/17 2023

・三連休は束の間だった。ずっと夏の日差しから逃れるように生活した。もともと夕方から活発になる性分なので、正午あたりは本当に何のやる気も起こらない。ほの暗い部屋で知らない音楽を検索しながら日が翳るのを待つのが心地よい。

・恋人とは毎日会ってデートをしたけれど、必ず反省点を持ち帰った。「なぜあそこで不親切な態度をとってしまったのだろう」「つい感情的になってしまった…」。何度も謝って、恋人はついに「たまには自分を褒めてあげなよ」とまで言ってくれたけれど、家に帰りシャワーを浴びながら長いため息をこぼした。
 どれだけ上手いことできているようでも、ふとしたタイミングでボロが出る。自分に自信がないときとか、あまり関心がないなあと思ったときとか。これから歳を重ねるにつれ、さまざまな難しい場面に直面すると思うけど、そこでこんな最低な自分が顔を出してしまったら…と想像すると、脂汗が浮かんでくるようだ。

・また仕事が始まる。めんどうくさいなあ。でもこんなめんどうくさいことで、僕はご飯を食べている。日が昇って沈むまで、また「優しい人」として頑張ろう。