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母乳育児が本当に世界を変えるかもしれないと感じた話

こんばんは~\(^▽^)/🌙*.。
いや~年度末ですね!!年度末の匂いがしていますね!!
出会いと別れの季節に胸にときめかせる……私だけじゃないはずです🤭

さて今日は、今年度私の頭の中を埋めつくしてくれた母乳育児について書きます。
もうね、ほんと、胸が張り裂けるんじゃないかってくらい
母乳育児について考え、母乳育児支援に邁進した1年で、、、
自分自身が学習会に参加したり、病棟で勉強会をしたりする中で、
母乳バンクとか、母乳育児が、母乳が、すごいんだな~と、
母乳育児が世界を変えるって、こういうことか、と確信した1年でした。

年末に、母乳バンクのクラウドファンディングがあり
母乳バンクについて水野先生が説明しているこのYouTubeをみて、胸が熱くなりました。
本日のnoteの内容は、水野先生のこちらの本を参考に書かせていただいてます。

母乳育児は、赤ちゃんにとっての重要性、ママにとっての重要性があります。
また、あまり語られないのですがパパにとってもメリットがあるし、経済的・社会的にもメリットがあります。
母乳育児は本来、自然にできて、心地よくて、母子ともにリラックスできて満たされる、
そんな素敵な当たり前の営みです。
日本では、清潔な水がいつでもどこでも手に入り、粉ミルクもすぐに買えますね。
だから赤ちゃんを、母乳で育てるのか、ミルクで育てるのかを選択する、ということが起きます。
世界では、母乳育児は保護されるものとして、母乳で育てるのがスタンダードな国も多いです。
ミルクを買うのに医師の指示書や処方箋が必要な国があったり、
ミルクを売ったり営業することで、罰せられる国もあります。

ママにとっての母乳育児のメリット
母乳育児をしないことで、デメリットもあります
2年以上の母乳育児で得られるメリットもあります

ママにとっての母乳育児のメリットは画像の通りです。
ここからは、早産で生まれてきた赤ちゃんにとっての母乳育児の重要性を書きますが、
こちらの記事にも書いてるので、さらっと書いてみますᝰ✍️

上の記事では、壊死性腸炎について書いてますが、
生まれてすぐの赤ちゃんに母乳やドナーミルクで栄養が開始され、
赤ちゃんが自分のおなかからじゅうぶんな栄養が摂れるようになると
全身の状態が安定し、命の危機から脱し健やかな成長フェーズに入ります。
たちまち壊死性腸炎を起こしてしまうと、命の危機に陥ったり、
血流が脳や心臓に行き渡らず障害を残すケースにつながったり全身の状態も不安定になります。
壊死性腸炎を起こさないことが、大事なんですね。そのために母乳が重要です。

早産の赤ちゃんにとって、母乳で育てるとこんなにリスクを減らせることがわかっています。

早産したママの母乳と、正期産したママの母乳に違いがあるということもすごくないですか?!
早産の子にとって母乳はお薬です。
そして母乳はいつでも、赤ちゃんに必要な栄養があげられるということなんですね。
粉ミルクにも、母乳に似せるために様々な栄養素が入っていますが、
未熟な赤ちゃんの消化管で吸収される人工的な栄養素は少ないんですよね🥲
母乳は未熟な赤ちゃんの消化管でも問題なく吸収されます。

早産の子だけでなく、正期産の子も、すべての赤ちゃんは母乳で育つとたくさんいいことがあります。

母乳育児をしないことで赤ちゃんにもデメリットがあります。赤ちゃんの一生を考えると無視できないものばかりです。

いくら清潔な水が手に入って、粉ミルクもすぐに買うことが出来ても、
赤ちゃんが生涯にわたって健康でいるためには母乳が最善の栄養なのです。
ママも母乳育児を行うと、様々なメリットがあり、母乳育児を終えても健康に過ごすことができます。

赤ちゃんが母乳、あるいはドナーミルクによって壊死性腸炎を回避できたり、
母乳だけで栄養され免疫機能が早期に発達することで
あらゆる感染症から守られ、病気になるリスクが減る。
未熟児網膜症になるリスクを抑えられるなど視力の発達に大事。
認知機能にも影響があり、NICUに入院してから1ヶ月の母乳栄養率が8割を超える赤ちゃんは、
そうじゃない子に比べると5歳時点での認知能力が高いそうです。
また、IQの差も明らかになっています。
これらをまとめると、母乳で育つ赤ちゃんが増えることで、
両親は病院に受診する頻度が減る。そして医療費の削減につながるのです。

両親は赤ちゃんの受診のために仕事を休むことも減ります。
これはすでにデータがでています。
ママとパパが社会で活躍することをより可能にし、ここにも経済効果がありますね。

母乳で育てるといいことだらけだなあー!と思いませんか?
赤ちゃんが元気に健やかに成長・発達することや、病気に罹りにくいということは、
育てやすさや社会生活にも大きく関わってきます。
絶対に風邪をひかないとか、絶対に病気にならないということではないのですが、
感染症に罹ったりしても回復が早かったりして、
ママとパパの仕事の欠勤率にも差があるというデータもあり、
両親が社会にでてバリバリ働くためにも、母乳育児がいい影響をもたらしてくれます。
実際に私は子どもをふたり半年間は母乳だけで育て、
補完食と並行して長期授乳をして思うことは、
セーちゃん2歳のとき私が学校に通ったけど1日も学校を休まなかった!
スーちゃんも、何日間も保育園にいけないなんてことはなく、鼻水出ても熱は出ない!
子どもが熱を出してなかなか出勤できない、それで泣く泣く仕事を辞めるという話も聞きます。
子どもの体調はママとパパの仕事や用事に大きく関わるので、
その点でも子どもが元気でいることは、ママとパパが自分の社会的な役割を果たしていくために重要ですね。

母乳バンクや母乳で育つ赤ちゃんが増えることで、
医療費の削減につながり節税になるという点では、
日本を変えることにつながっていくのでは?と期待する気持ちが芽生えます。
また母乳で育った赤ちゃんが大人になると、頭がよく、よく稼ぐんだとか🤭
これも国の豊かさに繋がってきますよね✨

これに気づき、母乳育児が世界を変えるって、こういうことか、、、
と新たな一面に気づき感動していたのでした(笑)

母乳育児は母親に育児を押し付けるものなのか?
答えはNoです🙅‍♀️
母乳育児の、赤ちゃんから離れられないとか、ママにしかできないという側面を
デメリットだととらえると押し付けられるように感じるのかもしれません。
しかし母乳育児をすることでママと赤ちゃんから生まれる様々なメリットに
目を向けると、母乳育児はママと赤ちゃんだけのことでなく、
母乳育児を終えた女性と、母乳で育った子、その生涯にかけて健康が増進され、
社会的・経済的な効果もたくさんある。
そして本来、女性は、母乳がでるかどうかとか、母乳で育てられるかどうかを
母親能力と無意識に思っているところがあるらしく、
母乳で育てることは育児の効力感に繋がってくるのです。

母乳育児は本来、とても心地よく、ストレス耐性を下げてくれたり、
幸せホルモンがたくさんでて幸せなものと考えられます。
母乳がでない女性はほとんどいないと言われています。
母乳で育てるか、そうじゃないかによって育児は大きく変わります。
またその後の人生も大きく変わります。
赤ちゃんの栄養法に関して、よくよく考えてみることをオススメします◝(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡

日本ではまだまだ母乳育児の方法を伝えることだったり、
適切に支援することに課題があるのです、、、
信頼できる支援者に出会うことが成功の鍵??
そんな世の中も変えていきたいなあーと思います。

いつも搾母乳を送ると温かいメッセージをくださるバンクの皆様

ではでは(/・ω・)/!
質問などあれば気軽にいただけると嬉しいです!!💗

反省ですが、ママの母乳とドナーミルク、早産の子と正期産の子、
ごちゃごちゃに書いてしまってわかりにくいかもです(′・ω・`)……
今日のところはこのへんで^ω^)ノ"

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