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Cataclismo: タワーディフェンス × RTS

読み方は……『カタクリズモ』。
スペイン語で、大変動という意味を指すそうで。
本ゲームも日本語に対応しており、安心してプレイすることができる。

とある災害によって崩壊した世界が舞台で、残された生存者達と共に異形と立ち向かい、状況を打開するために遠征へ行ったり、城や街を築きつつ、守ったりするゲーム。
主人公に備わっている特殊な力によって、繰り返しプレイすることや、巻き戻しに関するメタい設定を打破しているのが特徴的。

時を遡って何度でも、成功するまでやり直すのです。

チャプター毎にマップ、クリア条件、追加報酬の条件が設定されており、
それを順番にクリアしていく流れ。
とはいえ、まだアーリーのため、クリア条件はN日耐えてね。というものがほとんど。
追加報酬としては『叡智』を獲得することができ、これを使用することで追加のブロックやユニットを強化することができる。

叡智はそこまで貴重ではないので、気軽に使って良さそう。

基本的に昼は探索、拠点作りを行い、夜は敵の襲来に備える…といったサイクルのため、序盤はとても忙しないゲームの印象。

特に建築系の話で言えば、資材を増やしたり、人を増やしたり、酸素を濾過したりとたくさんの施設を置く必要があり、これらを沢山作ることで、更なる施設が解放されていく仕組みのため、序盤はインフラを上手く構築するのが大切だ。
ブループリント(コピペ)にも対応されているため、単純な作業もボタン1つで済ませることができる。
また、これは Steam のワークショップにも対応しているため、建築が苦手な人から、更なる効率のために有志達の力を存分に借りることができる。

↑は5件の家と酸素を濾過する設備を一括で作ってくれるブループリント。

建築周りに関しては、『僕の考えた最強のお城』だって作る事ができるし、
僕のように豆腐城塞『木綿』を築くこともできるのは良い自由度でした。

豆腐城塞『木綿』。

タワーディフェンス関連に関しては、要改善な部分が少し多め。
敵は拠点に向かって一直線上に進み、ぶつかったブロックを壊す。
整地用に置いたブロックも例外ではなく、片っ端から壊していく。
整地 = 時間稼ぎとしても有効な手段では… ? と思った僕は、豆腐を世界に作り、崩壊しそうになったら引いて…を繰り返して攻略したのでした。
逆整地大好きマンみたいな感じでちょっと面白いが…何だか腑に落ちない。

まぁ、逆にぶつからない時はこんな感じでガレキみたいに残るんですけども。

チャプターによって城塞が最初から用意されていることがあるものの、
これらは自然の一部、みたいな扱いを受けているため、ユニットの攻撃のみでしか撤去ができない。
ブロックは高さ7マスまで積み上げることで最大の強度を得られるため、既存の城塞を拡張しようとすると…壊すしかない。
おまけに木のブロックなどの脆い素材の場合は、一気に崩壊する時もあるため、自身が作ったブロックと同様にここら辺はボタン一つで壊せると大変ありがたいところ。

ストラテジー部分に関しては、良い部分も悪い部分もあった印象。
ユニットをまとめて動かせるのはストラテジー感があって凄く良かった。
そして、ターゲットした敵を攻撃するように指示して、射程外の時はその場で待機しているユニットの君、そこはある程度分隊を崩しても良いから射程に入って欲しいぞ…。
ユニットの有効射程が可視化されていない(もしくは見づらいだけ ?)なのも、個人的には不便だった。


アーリーアクセス、ということもありシナリオ自体は PV にもあったウネウネした敵を倒すところまでしか現状はないものの、エンドレスモードやワークショップがあるおかげで、現状でも色んな遊び方ができそうです。

大手を振っておススメできるか ? と言われたらちょっと微妙ではあるものの、ハマる人はハマる。
そんな癖のある本作は8月6日までリリース記念セールで 20 % オフの 3184 円で提供されています。


配信アーカイブはこちら↓
複数回あったので、最後の方だけを貼っておきます。
豆腐城塞をお楽しみください。
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気になるものをピックしてプレイするかもしれません。

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