自分の半生を振り返る 幼児期から小学生まで


乳幼児期

赤ん坊時代、それはもう夜泣きがひどい子どもだったらしい。夏は熱中症になりかけながら、冬は冷え切った廊下で足裏の感覚がなくなるまで、母は僕をおぶって家中を行ったり来たりしていたらしい。
幼稚園では、担任の先生にお弁当を食べさせてもらえないと機嫌を損ねて大暴れ。お友だちと仲良く遊べない割には、突如みんなの前で流行っていたJ-POPを歌いだしたこともあったそうだ。

小学生時代

 幼少期、我が道を突き進んでいた僕に転機が訪れた。親の仕事の都合で、隣県に転校することになったのだ。
 転校してしばらくすると、僕は仲間外れにされるようになった。悪気はなかったと思うのだけれど、先生から出される問題はとにかく自分が答えたかったし、自分が思ったことが口をついて出たせいでお友だちを泣かせることもしばしばだった。あるいは、忘れ物が多すぎていつも机をくっつけてくることや、イベントの開会宣言などに立候補する目立ちたがりなところも嫌われる一因だったのかもしれない。
 小学校6年生までの間に3回ほど転校を経験したが、1~5年生に在籍した3校では、2か月後には仲間外れにされていた。それでも、何度も仲間外れを経験しているうちに、嫌われる要因になった部分を抑えることが出来るようになったのだろうか。5年生の後半あたりから「友だち」と呼べる子が増え、小学校卒業から中学校1年生くらいまでは、それなりに楽しく学校生活を送ることが出来るようになった。

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