12月9日、6時半を過ぎても日が昇っていない。真っ暗な寝室から出て、リビングへ向かい、照明をつける。眩しさに幾秒動けなくなる。学生の頃に早起きにハマっていたのを思い出した。朝の番組のオープニングを見るのが好きだった。しょうもないことだけど、朝一番の達成感でその日一日が幸せだった。