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stand.fm engineering

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stand.fmのプロダクト開発や開発チームなど、技術的な話をお届けします!
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記事一覧

Figmaを使ったダークモードの対応プロセス

こんにちは、stand.fm デザイナーの加藤です。今回はver.1.77.0でダークモード機能をリリースするにあたってどのように設計したか紹介しようと思います。 なぜダークモードを提供するのかstand.fmはこれまでライトモードのみアプリを提供してきました。しかし深夜帯にアプリを利用するユーザーも多く「白ベースのデザインは眩しいのでダークカラーで提供して欲しい」との要望が多く届いていました。 音声アプリや音楽アプリの中にはダークカラーでのみをアプリを提供しているアプリも

stand.fmにエンジニアとして入社して1年が経った

こんにちは、stand.fm エンジニアの 外松(@toshi-toma)です。 2021年の4月からstand.fmで働き始めて、1年ちょっと経ったので、これまでを振り返ります。 音声配信プラットフォームの開発まず、メインでは音声配信プラットフォーム stand.fm の新機能開発や改善に取り組みました。 全てのコードがJavaScript(Flow)/TypeScriptのMonorepo構成だったり、WebはReact、ネイティブアプリはReact Nativeを採用

stand.fmに入社して1年半 ~ EMとか海外リモートとか

こんにちは、stand.fmのエンジニアの和田です。 気が付けばもうすぐ入社して1年半がたちます。 そこで今回は入社以来やってきたことや入社前後でのギャップなどについて書いてみたいと思います! 入社の経緯元々ユーザーとしてサービスを利用していてサービス自体に興味があったこと、またReact Nativeを始めとした技術スタックが自分の嗜好と合っていたことが主な理由です。 入社の直前は1年半ほどフリーランスをやっていました。フリーランスの働き方は性分に合っていると感じたも

stand.fmにいつのまにかGatherが導入されて、何気ない雑談が復活していた話

いつのまにか、stand.fmオフィスがGatherでリアル再現されていた 最近stand.fm社では、Gatherを使ってリアルオフィスをそのまま再現されていつのまにか導入されていました。 社内からは、以前よりメンバーとのコミュニケーションがしやすくなった!と好評で、Gatherを使ったstand.fm社内でのリモートワークの紹介と、Gatherを導入したstand.fmエンジニアのspiceさんに話を聞いてみました。 早速ですが、今stand.fmでのGatherを使

TECH STAND #7 ~GraphQL~ 2022/03/03 イベントレポート

2022/03/03 に開催した stand.fm 主催の TECH STAND #7 GraphQLイベント登壇内容をまとめた記事です。 当日のYoutube Liveのアーカイブ動画はこちらからご覧ください! 発表① グラフモデルとSoEとGraphQL 株式会社EBILAB テックリード さぼ(立花 豊) 発表内容 データ指向アプリケーションデザインの視点から、データモデルやシステム要件とWebAPIとGraphQLを結びつけ、他のケースと比較しGraphQLの特徴

AI platformで作ったML基盤をお手軽に監視する方法

はじめに こんにちは、stand.fm でMLエンジニアをしている市村です。 stand.fmではコンテンツのレコメンドを機械学習を用いて行おうとしており、現在はそのためのシステム開発・モデル開発を行っています。 stand.fmにはたくさんの配信者さんが作成したチャンネルや放送があるのですが、今現在はトップ画面に出す放送のパーソナライズは出来ておらず、全員に同じ放送が出ています。ここをパーソナライズすることで、一般に人気のある放送だけではなく、よりユーザー一人ひとりの趣

TECH STAND #6 ~TypeScript~ 2021/11/10 イベントレポート

こちらは、2021年11月10日に開催した「TECH STAND #6 TypeScript」のイベント登壇内容をまとめた記事です。 当日のYoutube Liveアーカイブ動画はこちらからご覧ください! アフタートーク / 質疑応答アフタートークでは、視聴者のみなさんから頂いた質問に答えたり、ディスカッションをしました。たくさんの質問をいただき、各社のTypeScriptでの開発面において、悩みどころや知見を共有する有意義な時間となりました。 発表① 6万行の Type

ネイティブアプリのログをBigQueryで安定して運用する工夫

6月から stand.fm でエンジニアをやっている @sisisin です。 stand.fm ではログ基盤に Cloud Logging と BigQuery、ネイティブアプリ開発に React Native を利用しています。 今回は React Native アプリから取得したログを BigQuery に入れて運用するにあたって課題になったことと、運用の安定化のために行った工夫を紹介させていただきます。 BigQueryでログを見たいモチベーション速い・SQL

「削ぎ落とされたデザインをstand.fmプロダクトの強みに」~Designer Interview~

今回は、stand.fm の初デザイナーインタビューです。2021年6月に2人目のデザイナーとして入社された加藤さんに、stand.fm への転職した理由や、stand.fm のデザイン・プロダクト開発組織/文化などお伺いしました。 加藤 遼 stand.fm デザイナー クックパッド株式会社にてデザイナーとして新規事業の立ち上げに携わる。その後、株式会社エブリーにてライブコマースサービスの立ち上げやレシピザービスの運用改善を経て、2021年6月よりstand.fmに入社。

React Native Matsuri 2021 にstand.fmのエンジニア3名が登壇します👨‍💻 & ゴールドスポンサーします🎉

2021年10月02日、React Nativeをメインテーマとするカンファレンス「React Native Matsuri 2021」が開催されます。 ・stand.fmのエンジニア 3名が登壇します👨‍💻 ・ゴールドスポンサーとして協賛します🥇 ご興味ある方は、ぜひご視聴ください!(無料チケットがあります) タイムスケジュールstand.fmからの登壇者と登壇内容のご紹介! React Native と Kotlin で叶える夢のリアルタイム音声配信Day Ses

TECH STAND #5 ~React Native & React~ 2021/07/28 イベントレポート

こちらは、2021年07月28日に開催した「TECH STAND #5 React Native & React」のイベント登壇内容をまとめた記事です。 当日のYoutube Liveアーカイブ動画はこちらからご覧ください! アフタートーク / 質疑応答アフタートークでは、視聴者のみなさんから頂いた質問に答えたり、ディスカッションをしました。たくさんの質問をいただき、各社のReact Native, Reactでの開発面において、悩みどころや知見を共有する有意義な時間となり

stand.fmのAlgoliaを活用した検索機能の実装

(このnoteはstand.fm engineeringマガジンの記事です) はじめにこんにちは、stand.fm エンジニアの 外松(@toshi-toma)です。 最近、stand.fmは検索機能を大幅にアップデートしました。 stand.fmは、検索機能の実装に Algolia というSaaSを活用しています。 今回は、stand.fmにおける検索機能の実装やAlgoliaの活用について紹介したいと思います。 AlgoliaとはAlgoliaとは、検索機能を提供

「React Native Meetup #12 LT大会!」で登壇しました

はじめにこんにちは、stand.fm エンジニアの 三堀 です 先日 React Native Japan が主催する React Native Meetup LT大会#12に参加し、登壇してきたのでそのときの内容について簡単に紹介させていただきます。 イベントについて日本の React Native の開発者コミュニティ「React Native Japan」が主催しているイベントです。 イベントの内容としては、React Nativeでアプリを開発しているエンジニア

stand.fmアプリのパフォーマンス改善話「推測するな、計測せよ」

(このnoteはstand.fm engineeringマガジンの記事です) stand.fm エンジニアの和田(@takahi5)です。 今回はReact Nativeアプリののパフォーマンス改善について書きたいと思います。主にレンダリング周りの改善です。 アプリを開発していてユーザーや社内のメンバーから「アプリが重い!」と言われたことはないでしょうか?僕はよくあります笑 今回はstand.fmのライブ配信機能で実施したパフォーマンス改善について、ボトルネックの特定