見出し画像

Ethereum Node Trackerを使って、nodeを見てみよう!

Ethereumnodeってどれくらいあって、clientはどのような比率になっているのでしょう?また、ここから何が分かるでしょうか。

それを教えてくれるのが「Node Tracker」です!早速見てみましょう。

https://etherscan.io/nodetracker

スクリーンショット (245)


① Top 10 Countries

 こちらを確認すると、どの国でいくつのnodeが動いているのかを見ることができます。アメリカが約37%を占めているのですね。

スクリーンショット (246)

これを見ると上位2国が2強状態なのですね。

 1.United States(アメリカ) 2,150(約37%)
 2.
Germany(ドイツ) 1,369(約24%)
 3.
France(フランス) 314(約5%) ★2位と3位以降の差が大きい

ちなみに日本は6位なのでした。

そして、国(たとえばJapan)を選択すると

スクリーンショット (248)

このようにどの地域でいくつあるのかを知ることができるようです。

ただ、アメリカなどと違い、日本は完全に東京に集中しているようですね。


② Node Stats(ノード統計)

 こちらではnode数の増減を確認できるようです。今はだいたい5,700個のnodeがあるのですね。

スクリーンショット (249)


③ Client比率

下も見てみましょう。

スクリーンショット (250)

こちらを見ると、全体に占めるclientの比率をみることができます。現時点では

 1.Geth (約46%)
 2.OpenEthereum(約30%)
 3.Parity-Ethereum(約13%)

となっていました。

ポイントは次の2点だと感じました。

① Gethが約半数を占めている
② 上位3つで約90%のシェアを占めている


④ OS比率

OS比率も見てみましょう。

スクリーンショット (251)

一見ばらけているようですが。。。

① Linux-amd64 (約43%)
② x86_64-linux-gnu (約26%)
③ x86_64-linux-musl (約8%)
④ x86_64-unkowon-linux-gnu (約4%)
⑤ Linux-x86_64 (約3%)

というように、上位5つが全て「Linux」系となっていました。


いかがでしたでしょうか。統計を見るといろいろなことがわかりますね。よかったらご自身でも触ってみてください。


最後に、BlockBaseでは、ブロックチェーンに関する勉強会を定期的に行っています。興味のある方はぜひこちらからご確認ください。



サポートをしていただけたらすごく嬉しいです😄 いただけたサポートを励みに、これからもコツコツ頑張っていきます😊