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全国サウナ物産展に、2回行くことになった話②

新宿マルイで開催された「全国サウナ物産展」2023。
開催期間のフィナーレとして、最終日に開かれた「エアととのい選手権」。分かりやすい代替イメージで言うと間違いなくあれだな、エアギターがいちばん近いんじゃなかろうか。

それにしても、え、エア、、、エアととのい選手権?
身に覚えのない、お耳も初めましてな言葉だ。
LPの画像には、草原の中に、銭湯でよく見る椅子が1脚鎮座していた(椅子が鎮座って語のおかしさは突っ込まないでほしい)。

ね、椅子が鎮座してるでしょ


詳細を3回読んだ。ページを1度はそっと閉じた。でもなんだか気になって、もう1度開いて、また閉じた。
何かが、心の琴線に引っ掛かったのだろう。
サウナ新着情報を反射的に皆でシェアしあってる、同じ会社でサウナ部の面々に、リンクをポンと送ってみた。

…お、すぐに返信が返ってきたじゃないか。



「草」



一言どころでは無い、たった一文字の明らかなNoシグナルだった。
LPにある草原の草を指す、植栽愛好家な彼ではない。
紛う事なき、企画そのものへの即レスだったので彼らとの共連れ参戦はどうやら厳しそうだな、しゃーない。

そうこう考えてる内に応募締め切りが案外短くて、迷ってる暇はあまり無かったし、抽選ならば当たってしまってから考えれば良いのだ、と気楽に構えてた。

選手権、前日の朝。
メールボックス開いてびっくり。無事当選しちゃってた。
当日の詳細を知らせる丁重なメールの最後には、


「ドタキャンは悲しい気持ちになるのでご遠慮ください。」


って書いてあった。そりゃそやな。企画主から参加者へ情に訴えるような但し書きの巧妙さよ。こちらお仕事のメールなどで、鋭意真似させていただきます。

さて、いよいよ出場するしかなくなって、サウナも水風呂ももちろん無い新宿マルイに向かうのに、The Saunaのエコバッグにはたんまりとサウナグッズを押し込んで震える足で現地入り。なんか変な汗かいてきた。
(もちろんサウナ入ってないヨ。入ったらなんかドーピングみたいじゃない?「エア」でやりましょ、ってそういう建て付けなんだもの)

心配性が災いして随分早く現地入りしたので、今年2回目の全国サウナ物産展へ立ち寄る。なんで2回来てるんだろうと、自分を訝しみながらね。

だんだんと受付時間が近付いてきたので、マルイ3階へ。まずは受付を遠巻きに眺めてみると、さながらサウナ選手、いや戦士たちが思い思いの出立ちに身を包んで、異様な熱気すら漂っていた。

世の中のサウナ人口に比して、男性が多くて気圧されそうになった。う、、帰ろうか、、とも過ぎったけど、あのメールが頭の中でぴえん顔して見つめてくるので、えいっと受付を済ませて競技会場へ。


中には、審査員のお三方。
サウナ界では知らない人はいないでしょう。


マグ万平さん、岩田リョウコさん(お名前に親近感を勝手に抱いてます)、ニューウイングの吉田支配人が審査員席に座っていらっしゃる。


そしてゲストプライヤーには、『サ道』でお馴染みのぐーぜんさん!(きゃー!上がらん方が無理!と私の中のギャルみの欠片が叫んでいた)

競技前から審査員の方々によって、すでに夢の競演を果たしているじゃないか、、、!と思ったところで、いざ1時間にわたる未知の戦いが火蓋を切った。


戦々恐々とする私はお守り代わりに、サウナ物産展1回目の来訪で手に入れた地元の星、The SaunaクマちゃんTシャツに身を包んでいた。


前半&後半で書き終えるかと思いきや、まだまだ続きそうですな。拝。

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