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母にとって男の子は謎

母にとっては男の子は謎の存在である。

特に母となった人が一人っ子であったり、姉や妹しかいない人であったときには、男の子は実質初めて身近でみる存在である。

一応父や夫という男と接してはいるものの、父や夫は例外はあるもののある程度はしっかりしている存在である。

男の子は意味の分からない言動を次々と行い、時に嫌がらせやわざととしか思えないような行動をとる。

これらの行動は母を不安にさせ、混乱させ、イライラさせる。

そういう人にとって参考になる本がある。

「しつけ」と書いてあるもののしつけるというより、理解し上手く対応し、育児を楽しむことができるためのアイデアが豊富である。

印象的な部分を引用してみる(一部改変)

なんでも触って確かめたい、構造や仕組みを確かめたい。女の子は「触りたいけれど我慢している」のではなく、「触りたいとも思わない」から触らない。
「危ない」の基準をうんと下げ、「ほかの子どもがしていても注意する」レベルのものから注意する。
10回言って改まったらラッキーと思う。

男である自分にとっては当たり前に感じることが多いものの、女である母にとっては言われないとわからないことが多いと思う。

男の子の言動が少しでも理解できるようになると良い。

ただし、決して男の子なんだからと、その子の興味や関心の芽をつぶすようなことは周囲の人たちはしてはいけない。


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