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III号突撃砲F型

プラッツの公式キット、1/35 III号突撃砲F型 -カバさんチームver.です。

まずは起動輪、誘導輪、転輪などを組み立てます。

設定画で気になったのが、誘導輪の厚み。
実車は薄いですが、なぜかずいぶん厚くなっています。
エポパテを盛って厚くします。
整形して大洗グレーIIで塗装。
ゴム部分の塗り分けは丸く切り抜いたプラ板で行いました。
サスペンションのトーションバーを可動にする定番の工作
軸に真鍮線を付けて、車体に通して動くようにします。 車高を保つため四隅を除いてこの加工をします。 タミヤのIII突B型は可動ギミックがついているので加工の必要ありません。
砲身はキットは43口径(75mm✗43倍)の砲ですが、劇中車は48口径のF/8型仕様です。
75mm StuK 40 L/43 砲身長3,281mm
75mm StuK 40 L/48 砲身長3,615mm
 長さの差が334mmで1/35にすると約9.5mm長くなります。
キットのパーツを延長するのは面倒なので、手元にあった金属砲身(たぶんパンター用?)
を適当な長さに切って使用します。


キットの履帯は「DSトラック」ベルト式・履帯です。
劇中の車両は接地面の滑り止め(ハの字の部分)が付いていません。
タミヤのB型などはこのタイプです。(黒いベルト履帯)
今回は手元にあったフリウル製のメタル履帯を使います。
金属の重量感と自然なたるみが得られます。
キットはF型の仕様なので、エンジンハッチが2枚扉でカバーが横向きです。
劇中車はF/8以降の1枚扉でカバーが縦になります。
ヒンジのモールドを削って1枚扉にし、カバーを縦に取り付けます。
その他の部分もいくつか細かい差異がありますが、キットのままでも特に目立ちません。 ほぼ組立が終わりましたので、塗装に入ります。
塗装を行います。下地色を吹いて、ジャーマングレーを 重ねます。
完成写真
フィンランド仕様のG型と並べると、車高がかなり低く見えます。


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